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かき氷巡りの記録 No.6「パンとお菓子のセレクトショップ べつばら」さん@大阪


可愛くておしゃれな雰囲気で高まる口福

大阪でかき氷巡りをするならば、誰もが憧れるお店のひとつである。かき氷を愛する者は幾度となく足を運んでいるであろう。
私もその一人であり、これまでに90種類以上を頂いてきた。
今もなお「え?!うま!」という体験をしており、毎回口福に浸っている。

その魅力の一つには、お店の雰囲気もある。小さな白い店舗は、どこか可愛らしさとおしゃれさを醸し出しており、日差しが反射する明るい店内で提供されるかき氷は幸福感を与える。
土台の美味さはもちろん、クリーム、シロップ、トッピングに至るまで、すべてに工夫が施され、愛おしさを感じる一杯である。

すべて紹介したいが紙幅の関係上、今回も3つを厳選し紹介していく。

「べつばら」さん 至極のかき氷3選

1. ブラムリーとアングレーズ

酸味が強い青リンゴを意味するブラムリーのとろとろソースは、独特の癖になる美味しさであり、一瞬にして虜となる。9月ごろ提供されるこちらは毎年人気だというのも納得である。さらに、トップに施されたチーズホイップとアングレーズが絡み合うことで、より一層のコクが加わり、りんごの旨味が最大限に引き出される一杯である。


ブラムリー:べつばら@大阪(9月)

2. かぼちゃクリーム

かぼちゃの濃厚なクリームは、こってりしっとりとした食感と濃厚な甘さ、そして優しさがある。練乳が加わることでコクと旨味が一層引き立てられ、食べ進めると中に入ったピスタチオクリームが芳醇な香りを放ちながら口の中で絶妙に絡み合う。終始、味わいの美しさに悶絶する逸品である。


かぼちゃクリーム:べつばら@大阪(10月)

3. 桃ミントミルク

選び抜かれた糖度高い桃は非常に濃厚な甘味とフレッシュな瑞々しさで、ミキサーしたばっかりの桃ソースとクリーミーなミントミルクが爽やかかつ重厚感が絶妙に折り重なる。べつばらさんでは、フレッシュミントを使用しているため、癖がなくミルクのコクと見事に調和する。これまで食べず嫌いであったチョコミントが、一瞬にして好みに変わった。


美味しさの安定感と革新性

べつばらさんのメニューには、期間限定のものと定番のレモンミルクやラズベリーピスタチオなど、幅広いラインナップが存在する。期間限定メニューが更新されるたびにすぐ足を運び、全メニューの制覇を目指すのは、どの一品も絶対に美味しいという信頼感と、常に新たな感動を提供するからである。Instagramによれば、2014年7月からかき氷が提供されており、その当初からフルーツにひと工夫が凝らされるなど、さりげない創造性が見受けられる。10年以上も愛され続けるそのクオリティ、雰囲気、そして商品開発力には納得せざるを得ない。



お店情報

店名:パンとお菓子のセレクトショップ べつばら
アクセス:長堀鶴見緑地線 西大橋駅から徒歩7分
※詳細な住所や営業時間はInstagramを参照
https://www.instagram.com/betsubara082?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
予約:可能(予約制)

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