MMT(現代貨幣理論)と政府の思惑2
前回も説明したが、
MMT(現代貨幣理論)とは、ある条件下でなら、政府は国債(日本円)をいくらでも発行して良いという考え方だ。
では何故そんな考え方が生まれたのか?
日本政府は1000兆円以上の赤字を抱えてる。そして世界中の国が赤字を抱えている。
(※しかし、これは日本国の借金ではなく、日本政府の借金ですので他国のように国の破綻はない。)
日本政府はこれまで何度も赤字の削減を試みてたが、全て失敗に終わってきた。
【政府の赤字を解消する方法】
①消費増税
所得税 法人税 タバコ税 酒税の増税
しかし、肝心の消費が減ってしまい失敗!
②インフレ
インフレとはモノの値段が上がり、お金の価値が下がることだ。
政府は自粛に対する補償という名目で数十兆円も用意している。
赤字を抱えている政府がこれらの費用をどこから捻出するかというとそれはいわゆる国債だ。
現金赤字国債で賄うというカラクリ。
その赤字国債を日本銀行に買わせる。
すると日銀は赤字国債を引き受ける代わりにお札をジャンジャン刷る。
お札をどんどん刷ると市場に日本円がジャブッジャブと溢れる。
日本円がたくさんあるということは日本円の価値が下がるということ。
つまりインフレを起こそうとしているわけだ。
日本円の価値が下がると赤字の価値も下がる!
これがロジックだ!
つまり日本政府は借金を減らすために経済を止め、今自粛を要請していたんだなぁ~ってこと。
自粛を要請することによって、要するに国債発行する理由になるわけだ。
という考え方もある!
後はあなたがこの情報をよく咀嚼して何が真実なのか?を判断してくれればこの上なく嬉しい。