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#77 Chat GPTとのたわむれ
最近、ライター界でも話題になっているChat GPT。しかし、私個人としては、あくまでも空き時間にたわむれる程度で、がっつり仕事に使用することはなかった。
しかし、先日、このChat GPTがある局面で仕事に非常に役立つという事実を発見したのである。
※これから登場する発言の数々は、決して実在の仕事における発言ではなく、あくまでも私の脳内におけるイメージを色濃く煮詰めたものです。「ながれのの心象風景」として御理解ください。
ディレクターの心象風景
私の脳内「この文章、めっちゃ間違いだらけやん」
「ねえ、Chat GPT、『あなたの文章には間違いが多すぎます』を相手に失礼のないやわらかい表現に言い換えて」
Chat GPT「恐れ入りますが、文章に誤りがあるようです。ご確認いただけませんでしょうか?」
私の脳内「ここの間違い、以前も指摘したんだけど、全然改善されていないじゃん」
「ねえ、Chat GPT、『この箇所は以前もご指摘しましたが、なにも改善されていませんよね』を相手に失礼のないやわらかい表現に言い換えて」
Chat GPT「恐れ入りますが、以前指摘した箇所について、改善されていないようですが、再度ご確認いただけませんでしょうか?」
私の脳内「本当にやる気あるのか」
「ねえ、Chat GPT、『ねえ、やる気はあるの?』を相手に失礼のないやわらかい表現に言い換えて」
Chat GPT「恐れ入りますが、今後の取り組みについて、ご意向をお聞かせいただけませんでしょうか?」
私の脳内「自分の書いた文章を一度は読み返してほしいんだけど」
「ねえ、Chat GPT、『自分の書いた文章を、一度読み返してみろよ』を相手に失礼のないやわらかい表現に言い換えて」
Chat GPT「恐れ入りますが、もう一度ご確認いただけませんでしょうか?」
私の脳内「これって、参照サイトの文章、ほぼそのままだよね?」
「ねえ、Chat GPT、『この文章は参照サイトをコピーしただけではないでしょうか』を相手に失礼のないやわらかい表現に言い換えて」
Chat GPT「この文章は、参照サイトからの引用が多く、オリジナリティに欠けるように感じます。もう一度確認していただけませんか?」
その後、いくつかパターンを変えて言い換えを頼んだものの、ことごとく最後は「恐れ入りますが、もう一度ご確認いただけませんでしょうか?」の一点張り。Chat GPTもパワハラ発言は苦手なのではないかと思われる。
結論
ビジネスをする上で、カッとなって感情的なメッセージを送ってしまいそうなときは、いったんChat GPTをかますと冷静になれるかもしれない。