ほっと岡山マガジン

「岡山で続けていく、東日本大震災被災者支援」⁡ ⁡ほっと岡山は、岡山からできる東日本大震災の被災者の支援をしています。 ⁡ ⁡被災者支援の経験を、これからの共助にいかすために活動しています。 ここでは毎月発行「ほっとおたよりNEWS」記事アーカイブをご覧いただけます。

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「岡山で続けていく、東日本大震災被災者支援」⁡ ⁡ほっと岡山は、岡山からできる東日本大震災の被災者の支援をしています。 ⁡ ⁡被災者支援の経験を、これからの共助にいかすために活動しています。 ここでは毎月発行「ほっとおたよりNEWS」記事アーカイブをご覧いただけます。

マガジン

  • ほっとおたよりNEWS

    ほっとおたよりNEWSは、東日本大震災により岡山県へ避難されている方にむけて無料配布しているおたよりです。

  • ほっと岡山レポート

    「ほっと岡山」主催のイベントや関わったイベントの模様をご紹介します。

  • 被災者支援の現在地を考える

    ⁡ほっと岡山は、岡山からできる東日本大震災の被災者の支援をしています。 ⁡ ⁡ 被災者支援の経験を、これからの共助にいかすために何ができるか、現在地をどう見つめることができるか、ご示唆いただける専門家の方々のインタビューです。

  • こころのオアシス

    「岡山で続けていく、東日本大震災被災者支援」⁡ ⁡ をしています。 ⁡ ⁡ ほっと岡山では、臨床心理士による相談を随時受け付けています。 「悩みや困りごとはあるけど、病院に行って相談するのはちょっと…「」こんな悩みを相談してもいいのだろうか…」など、相談内容は何でも構いません。おひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。

最近の記事

広域避難者支援の 拠点設置に関する活動

5月26日(金) 春のチャリティーイベントーバザー&防災カフェ&体験を語る会 2024年5月26日(金)11時〜15時「春のチャリティーイベント」バザー&防災カフェ&体験を語る会を開催いたしました。 関係者あわせて全部で30名ほどのご購買、ご参加でした。売上合計20240円、こちらに寄付20000円、総額40240円となりました。 収益はほっと岡山の看板作りに使わせていただきます。 ご購買、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

    • 被災者支援ソーシャルワーク研修

      2024年春、大規模災害を踏まえ、ほっと岡山では「広域避難者支援基盤強化プロジェクト−被災者一人ひとりに向けた災害ケースマネジメントの実践」プロジェクトをはじめました。本プロジェクトでは、災害により、住み慣れた土地を離れ、他所で避難する広域避難者や高齢者等配慮を要する被災者をめぐる課題に対して、支援を強化するための体制構築、誰一人取り残さない平時も含め互いに助け合う災害文化の醸成、広域避難者支援コーディネートを目的として、2024年度より、主に中国地方で被災者支援に携わる関係

      • 休眠預金活用事業ー広域避難者支援基盤強化プロジェクト

        2024年春、大規模災害を踏まえ、ほっと岡山では「広域避難者支援基盤強化プロジェクト−被災者一人ひとりに向けた災害ケースマネジメントの実践」プロジェクトをはじめました。本プロジェクトでは、災害により、住み慣れた土地を離れ、他所で避難する広域避難者や高齢者等配慮を要する被災者をめぐる課題に対して、支援を強化するための体制構築、誰一人取り残さない平時も含め互いに助け合う災害文化の醸成、広域避難者支援コーディネートを目的として、2024年度より、主に中国地方で被災者支援に携わる関係

        • ほっとおたよりNEWS 2023.07月

          こんにちは! 今月から試験的にほっとおたよりNEWSをnoteでもご紹介していきます。 7月からご要望の多かったこどもの居場所「ひみつきち」と避難者交流会「くるくるお茶会」が復活します。どちらも少人数のなごやかな集まりです、初めましての方も大歓迎です。 ほかにも気になるイベントが沢山ご紹介しています、 皆さまのご参加をお待ちしております。 気になるものがありましたらお気軽にお問合せ下さいね。

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        • ほっとおたよりNEWS
          1本
        • ほっと岡山レポート
          3本
        • 被災者支援の現在地を考える
          1本
        • こころのオアシス
          17本

        記事

          立ち直るときに一番大切なのは、あいづちを打ってくれる人がいること。

          「 困っている人の話をただただ聞いて、そこから考えればいい」 小森はるかさん、瀬尾夏美さんに聞く 2022年11月11日から岡山映画祭が開かれます。 そこで上映される予定の「二重のまち/交代地のうたを編む」の監督の瀬尾夏美さん、小森はるかさんと、ほっと岡山代表・はっとりいくよの鼎談の様子をお伝えします。 服部 この映画は、とても大切だと思いました。多くの方に観てほしいし、被災者支援や福祉の現場の方、傾聴に関わる方にもぜひ観てもらいたいと思ったんです。  お二人がこの映画

          立ち直るときに一番大切なのは、あいづちを打ってくれる人がいること。

          自主防災、地域ではにっちもさっちもいかない。

          7/23(土)に「ぼうさいカフェ」第1回を開催しました。 今回は「身近な「水害」のこと」と題して、 岡山市平島で被災された方のお話を伺いました。 みなさん防災にとても関心が高く、 話すことが盛りだくさんで、熱量が高い回となりました。 聞き手として身につまされたのは、 自主防災の限界を感じるという現場の話。 「自治会トップが要支援なのに他の要支援者をどう支えればいいのか。」 「災害のとき、一人あたり40人の高齢者をどう守れるというのか。」 「国は制度化したと言うが、地域で

          自主防災、地域ではにっちもさっちもいかない。

          「避難をしていてもいいんだ」という環境を地域の中に作り出す

          今回お話を伺うのは、大阪公立大学教授の除本理史さん。7月30日に行われる、「倉敷・水島の公害と福島原発事故 2つの公害をむすぶ シンポジウム」でも登壇されます。東京電力福島第一原子力発電所事故後、これまでの公害研究をふまえた視点から原発事故の賠償問題に研究者として取り組み、発信し続けています。 服部 もともと、除本先生が公害問題に関わるようになったきっかけはなんだったのでしょう。 除本 私は神奈川県の横浜市で生まれ育ちました。東京湾の南端の埋立地で、海岸が地図では直線にな

          「避難をしていてもいいんだ」という環境を地域の中に作り出す

          6月オンライン交流会

          今回は3名の参加でした。 ゲストで参加された、グリーンコープおかやま三宅さんの「グリーンコープでんきの仕事をやろうと思ったきっかけ」は、岡山に避難された方々の話を聞いて「他人事ではない!」と思ったことだそう。 配達先で、避難者の方と触れ合うことも多いそうで、大変心強い思いでした。 その後、20代の参加者が、ギターで「およげたいやきくん」などを披露。 盛り上がりました。 その方も、避難をしたときはまだ小さく、当時連れられた来たことなどを、今ようやく言葉で語れる年齢になって

          6月オンライン交流会

          5月オンライン交流会

          5月のオンライン交流会、こじんまりとした会でしたが、胸打つお話をうかがいました。 参加者は、多感なティーンエイジの時に避難を経験された方。同じような経験をした同世代の人たちと、きっと共感しあうことがあるんじゃないかなと感じました。親じゃないから言えることもあったのかもしれません。 交流会の最後、フォークソングがお好きとのことでギターを奏でてくださいました(贅沢なひとときでした!)。 私はあがた森魚の「赤色エレジー」をリクエスト(ご存知でしょうか)。素敵なアレンジにびっくり

          5月オンライン交流会

          臨床心理士ってなあに?

          臨床心理士って?  悩みや困りごとを一緒に考えたり、問題解決するためのサポートをするのが仕事です。一人で考えているとぐるぐると嫌なことばかり考えてしまう。。。。  そんな時に誰かに話してみたら、なんだかスッキリした、少し解決策が見えてきた。。。そんな経験がある人もいますよね。  一人で考えず、誰かと一緒に考える、誰かに話してみるだけでも少し状況が変わってきます。  何でもいいので、困っているな、気になるなということがあれば、気軽にお話に来てくださいね。 どんなことを相談し

          臨床心理士ってなあに?

          アニバーサリー反応

           もうすぐ、3月11日がやってきます。ここ最近、「震災のことを思い出すことが増えたなぁ」と思ったり、それによって「なんだかドキドキする」「悲しい気持ちがよみがえってきた」と感じたりすることがあるかもしれません。  これは、「アニバーサリー反応(記念日反応)」といって、節目の時期になると、誰にでも起こりうる、あたりまえの反応です。  また、トンガ沖で発生した大規模な海底火山噴火に伴う地震・津波など似たような災害を目にすると起こることもあります。  これは特に災害に限った話ではな

          アニバーサリー反応

          秋の夜長に読書はいかが?

           暑かった日差しも徐々に身を潜めだし、日が陰るのが早くなってきました。『読書の秋』という言葉があるように、この時期はゆったりと読書するには最適です。 皆様の中は、読書をしてストレスが軽くなったことがある方もおられるのではないでしょうか。読書とストレスとの関係は、多くの研究から、科学的にも効果が実証されています。イギリスでは、6分読書をすると7割のストレス軽減効果が出たという研究結果もあります。 これは音楽を聴くこと、ゲームをすることよりもストレス軽減効果が高いという結果でした

          秋の夜長に読書はいかが?

          非言語的コミュニケーション

           今回は非言語的コミュニケーションについてご紹介します。 非言語的コミュニケーションとは、会話や文字以外のコミュニケーションを指します。  わかりやすい例をあげましょう。 つまり… 言語的コミュニケーション その言葉どおりのコミュニケーション 例)会話や文字、印刷物など言語的なコミュニケーション 非言語的コミュニケーション その言葉ではなく、その時の顔の表情や態度全般 例)顔の表情や声の大きさ、視線、身振り手振り、ジェスチャーなどによるコミュニケーション  心理学者の

          非言語的コミュニケーション

          みなさんは、リフレーミングってご存知ですか?

           リフレーミングとは、心理学用語で、「物事を見る枠組み(frame) を変えて、同じ物事を別の枠組みで見直してみる(re-frame)」ことです。  ものごとを見る視点のことをフレーム(frame)といいます。メガネやカメラにあるのでピンとくる方も多いのではないでしょうか。そのフレームに「リ(Re)」が頭にくることによってそのフレームを変えるという意味合いになります。  要は、ものごとを見たり考えたりする見方の角度を変えるということです。同じものを見ていても、人によって捉え

          みなさんは、リフレーミングってご存知ですか?

          コントロールできないことに振り回されていませんか? ~小さなストレスに対処するコツ~

           前回のこころのオアシスで、日々のストレスの中には、自分で「コントロールできること」と「コントロールできないこと」があり、コントロールが難しいことを何とかしようとすると、ストレスが溜まってしまうというお話をしたかと思います。  今回は、コントロールできないことに振り回されないで生活するコツをみなさんにご紹介します。「あの時こうしていれば…」「コロナが流行していなければ…」など、私たちが感じるストレスには「コントロールできない」こともたくさんあります。自分にはどうにもできないこ

          コントロールできないことに振り回されていませんか? ~小さなストレスに対処するコツ~

          積羽船を沈む?小さなストレスに対処するコツ

           「積羽船を沈む」とは、小さなことも積み重なると大事になるという、たとえのことです。皆さん、日々の生活の中で、子どもが言うことをきかない、部屋が掃除してもすぐに汚れる、車で出勤中に渋滞に巻き込まれてイライラするなど様々なストレスを抱えながら生活をしています。  そういった、日常に感じている小さなストレスが積み重なって、気付かないうちに大きなストレスにつながることもあります。  そこで今回は、小さなストレスのうちに対処していくコツをご紹介します。 問題解決を試みる 直接問題

          積羽船を沈む?小さなストレスに対処するコツ