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シリーズ・風景のわたし〜いきなり「おこる」ことも、あるのだ。

わたしにとって「おこる」ことはいつも、突然だ。だからとりあえず「怒る」。冗談のようだがかなり、本当のことだ。起こってしまったことに、あれこれと言う前に、まずは怒ってしまう。

ただし、心の中でだ。そこが我ながら情けないのだが。しかし。

論より証拠である。いま何が、起こって、その結果として何に怒っているのか、ぶちまけよう。ただし、極めて、短く、いや、一言で。

クソ! どうして、ここに載せた記事を、間違って消してしまったのだろう!

どうだろう。何かが、起きただろうか。。いや、何も起きなかったに違いない。おそらく失笑を買っただけのことだろう。

しかしこれから先、繰り返しここで述べていくだろうが、わたしはさほど、若くは、ないのだ。正確には怒りを継続させるだけの気力を持つほど若くは、ないのである。だから。

わたしはもう、怒っては、いない。その代わりに。

わたしが、怒ったことをもはや忘れてしまった、ことを、怒っている、なにものかがじんわりと、わたしのまわりで余韻を残し、なかなか消えようとしないそのことが。

実は、わたしは、悔しいのである。






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