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何もかも、起こるまでは、現実ではない。それは、ことばですらない。



動物的な勘、カンが、働いてうんざりすることがある。たいてい当たる。布団から起き出してふと、というタイミングが多い。

今朝は実際にそれが的中した。飼い猫が食事の直後にカーペットに吐いた。たまにあることで、仕方ないのだが、今回は猫の、吐きたいけれど、食べたい、みたいな思いをキャッチしていた。大袈裟にいえば胸騒ぎがした。

こういう日は、ふだん何気なく、まあいいか、と、済ませていることを改めたほうがいい。人間も動物だから、いや動物以上に、ことばによらない思いを、発散していることがある。わたしの場合は、なにも買わずに座っているスーパーのイートインで、お茶でも買うことにしよう思う。20分ほどならいいか、と、勝手に解釈しているのだが、おそらく、よく思っていない人がいるということ。そういう勘が働いている。

猫はケロッとしている。。わたしも、得体の知れないものの端っこをつかんだようで、妙にすっきりしてしまっている。。と、ここまで書いたのは朝。夜の、今、心が折れるような出来事があったことを振り返っている。正直、イートインでどうのこうの、どころではなかった。だからいま言えることは、、

わたしの予感なんて、猫の粗相くらいしか当てることはできない、ということ。。それにしても今更ながら。

わたしはとことん、現実を、ないがしろにしている。。それを証明するように、書いている。













、ことばによらない、こうしなさい、みたいな、それを感じ取ってしまう。。これに、ことばで、反抗するのはすごく厄介だ。




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