【助産師監修】ベビーバスの種類と選び方を解説!
育児用品の中で妊娠中から準備しておきたいものの1つが、 ベビーバス。産後に毎日使うものだから、使いやすいものを選びたいですよね!近年は素材や形状も様々なベビーバスが登場しているので、選択肢も増えてきました。
そこで今回は、ベビーバスの種類とそれぞれの良さや特徴などをお伝えしていきます。
▼育児用品シリーズ:ベビーソープ編はこちら
🛁エアータイプ
まずはじめに、ベーシックな形状のエアータイプのベビーバスをご紹介します。
エアータイプは空気を入れて膨らませるベビーバスで、空気を抜けばコンパクトに折りたためるので、収納にも便利です。とっても軽いので、使用後は軽く拭いて吊るしておけば、簡単に乾燥もできます。
つるつるした素材ですが、赤ちゃんの足の間にストッパーがついている製品が多いので、ずり落ちしにくい設計になっています。
∟ここに注意!
毎日使うものなので、空気は毎回抜かず入れっぱなしにしている方が多いです。空気を入れる際はやや手間がかかります。また、軽いビニール素材を使用しているため、穴が開いてしまうこともあります。
🛁シンクで使えるタイプ
次に、シンクでも使えるベビーバスをご紹介します。
沐浴と言えば、腰が痛くなって大変!と思っているママパパは多いはず。実は、キッチンや洗面台のシンクで沐浴をすると、屈まなくてよいのでママパパが楽な体勢で入れられます。
一般的なベビーバスはサイズも大きめなので、シンクに入らないこともありますが、シンクにも入るコンパクトなサイズのものや、布製のマットタイプのものを使えば場所をとらずに入れることが出来ます。素材や形状を選べば、シンクでもお風呂でも使うことが出来るので、万が一シンクに入りきらなくても安心です。
∟ここに注意!
シンクでの使用を検討しているときは、シンクに入る大きさのものをセレクトしましょう。また、シンクは使用前に清潔にして、赤ちゃんが安心しては入れるように配慮が必要です。
キッチンのシンクを使用する場合は平行してご飯の準備ができないので、1日のスケジュールをしっかり計画することが大切です。
🛁マットタイプ
続いて、マットタイプのシリーズです。沐浴で多くのママパパが不安になる点は、片手で赤ちゃんを支えないといけないこと。特に首が据わっていない赤ちゃんの頭を支えるのは、難しいと感じる人が多いです。
そんな時に活躍するのが沐浴用マット。赤ちゃんを寝かせた状態で、両手を使って洗えるので、細かい部分まで安全に洗うことが出来ます。
また、赤ちゃんが大きくなってからママやパパと一緒にお風呂に入るようになると、ママやパパが体を洗っている間に赤ちゃんにどこにいてもらうかが問題になります。そんな時に同じ浴室内でマットの上に赤ちゃんを寝かせられると、目の届く範囲で寒い思いをさせずに過ごすことが出来ます。
∟ここに注意!
他のベビーバスと違って、赤ちゃんがお湯につかることができないので、体が冷えないように浴室を温めたり、暖かいシャワーをよくかけてあげる配慮が必要です。
また、マットの素材によっては、使用後にしっかり乾燥させることが難しいものもあるので、梅雨の時期などは注意が必要です。
🛁バスチェアタイプ
最後に、温泉や銭湯でもよく見かける、バスチェアタイプのシリーズです。リクライニング機能がついているものを使えば、沐浴用マットと同様に両手で赤ちゃんを洗ってあげることができます。
寝返りができるようになった赤ちゃんは、マットタイプのものよりもバスチェアタイプの方が、安心して座らせてあげることが出来ます。特に沐浴期間が終わり、ママやパパと一緒にお風呂に入るようになってから活躍します。
∟ここに注意!
座っているときに安定感を出すように作られているため、持った時にやや重さを感じる人もいるでしょう。ただし、軽くても安定感がないものもあるので、安全に使えるものをセレクトしましょう。
また、ガードなどがついているタイプは、洗うときにはガードを外し、座らせている間はガードを付けておく必要があるので、ひと手間必要です。
今回は、ベビーバスの種類とそれぞれの良さや特徴などをお伝えしました。お家の環境や、赤ちゃんのお風呂を担当する人によって、使いやすいアイテムは変わってきます。自分にあったアイテムを選んで、赤ちゃんとのお風呂時間を楽しんでくださいね。
どのベビーバスを選択したらよいか迷った方は、是非HOTEL CAFUNEのスタッフにご相談ください。