「スタッフのホスピタリティに癒され、自分の時間もつくることができた」Y.Kさん
Y.K.さん(30)
首都圏で研究職に従事しているY.K.さんと会社員のパートナーのご夫妻。無痛分娩で第一子である息子さんをご出産されたのち、自宅で家族のサポートのもと育児していた期間を経て、HOTEL CAFUNEをご利用いただきました。
ー産後ケアリゾート『HOTEL CAFUNE』の利用を検討されたきっかけを教えてください。
妊娠中に色々調べている時から、産後すぐから体を動かすことは控えたほうがいい、という記述を見かけることが多くありました。実際、思い返せば、産後に無理をして、身体の回復がうまく出来なかったことで、婦人科系の病気にかかりやすくなったり、のちに様々な健康不調の原因になると、母や義母、祖母の実体験からよく聞いていました。時代が違うので一概には言えないかもしれませんが、私の母は出血が6ヶ月も続き、祖母は骨粗しょう症になり、義母は息切れなどがしやすくなったそうです。なので、産後に休める時間をしっかり作りたいと思っていました。
また、私は現在、産休には入らずリモートで業務を続けているのですが、とはいえ赤ちゃんがいるとなかなか自分の時間をもつことが難しくて。特に、うちの子はなかなかお昼寝をしてくれず、しかも犬も飼っているので、自分の仕事が何も進まないんです(笑)。かといって、仕事もできるだけブランクを作りたくないので、自分の時間を持ちながら、ゆっくり休んだり、仕事を進めたりするような場が欲しいなと思っていました。
あとは、初めての育児に対して大小様々な不安があるので、国内外から情報収集をしているとはいえ、「自分の子育てが合っているのか」「〇〇の問題があるのは自分だけなのか」など、心配になることも多かったです。特に、コロナ禍の関係で月齢の近い他の赤ちゃんやご家族との繋がりも少なく、子供の発達の状況だったり、生活スタイルだったりが一般的にどうなのかなかなかよく分からなくて。新生児や乳児の専門家の方や、経験豊富な人と話したりする機会もあればいいと思っていました。
そんな折、親戚からこんなホテルがはじまったそうだよ、と勧めてもらい、利用する運びとなりました。
ーご家族の方はどのように送り出してくださったのですか?
私の母は、産後ケアホテルが海外で普及していることをもともと知っており、出産祝いも兼ねてぜひ行ってきたらと送り出してくれました。夫は、勤務が不規則な関係でなかなか一緒に滞在することは難しかったのですが、チェックインの日とチェックアウトの日に送り迎えをしてくれました。実は、コロナ禍の関係で新婚旅行を断念したこともあり、その分、HOTEL CAFUNEのファミリーハネムーンを楽しもう、という話になりました。
ーHOTEL CAFUNEの印象を教えてください。
24時間の託児に惹かれて利用したのですが、スタッフの方のホスピタリティが強く印象に残っています。まず、タクシー乗り場に着いた瞬間からスタッフの方が笑顔で出迎えてくださり、それまで少し緊張していたのもあって安心しました。
助産師の方のカウンセリングやマッサージもすごく良かったです。実は、母乳の出がいい体質ではなかったこともあり、産院での授乳指導が体力的にも精神的にもしんどかったですが、HOTEL CAFUNEの助産師さんとの話の中で、「母乳育児は焦らなくても大丈夫。一口でも飲んでれば、それで十分。自分のペースで、やってみたいときにやる、で良いですよ」みたいなことを言ってくれて、気持ちが安らぎました。
また、託児スタッフの方も含めて、全員笑顔で受け答えしてくださり、経験豊富で、優しくて子供が大好きなのが伝わってきて、預ける側としてとても安心できました。また、コミュニケーションも取りやすく、ストレスを感じませんでした。息子のベビールームでの過ごし方についても、毎回会うたびに報告・共有してくれたのがとても良かったです。特に、息子は少しよだれかぶれが口元にあったので、定期的にお渡ししていたお薬を塗ってくださったりもしていました。
お部屋からは多摩川が見えて、天井も高く開放感のある空間でした。食事も1日5食、お部屋まで届けにきてくれるので、自炊しなくていいですし、移動もせずに過ごせるので、体力的にも、衛生的にも助かりました。育児をしていると体力が取られてお腹が減ってしまうので、アフタヌーンティーや夜食があったり、冷蔵庫にお菓子が入っていたりしたのもよかったです。低糖質チョコレートやカロリーメイト、口が寂しいときによく食べていました(笑)。
おかげで、ずっと読みたかった本を読んだり、執筆中の原稿を見直したり、といった、まとまった時間が必要なタスクを消化することができました。