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【助産師監修】赤ちゃんによくある皮膚トラブルを解説!

 お肌のバリア機能が未熟な赤ちゃんは、ちょっとした刺激で皮膚トラブルを起こしやすいのが特徴です。特に汗をかきやすいこの時期は、皮膚トラブルも増えやすく、心配になってしまうママパパも多いかもしれません。
 今日は赤ちゃんに起こりやすい皮膚トラブルについて解説していきます。


🫧あせも

 汗をかきやすい時期によくでるのが、あせもです。赤みのある小さなポツポツがでてきます。特に、首回りやおでこ、脇の下など汗をかきやすいところに出やすいのが特徴です。汗の出入り口となる小さな穴に、汗が詰まって皮膚の中で炎症を起こすことであせもができます。赤ちゃんは特に汗の調節機能が未熟なので、あせもが出来やすいといわれています。

|予防とケア

 あせもは汗が溜まることで起きるため、汗をかいたらすぐにふき取ってあげるなど工夫が必要です。できれば、エアコンなどを上手に使って赤ちゃんにとって適温の環境で過ごしつつ、汗をかいたらシャワーなどで洗い流し、こまめにお着替えをするのが理想的です。
 また、通気性の良い肌着や、気温にあったベビー服を選ぶことも大切です。過去にベビー服について解説した記事もありますので、ご参考にしてください。
 軽いあせもはこれらの対応で治まることが多いですが、あせもの面積が広い時や、かゆみが強い時は早めに皮膚科を受診しましょう。

▼ベビー服についての記事はこちら


🫧おむつかぶれ

 おむつが当たる部分や、肛門の周辺が赤く腫れ痛みやかゆみが出てくるのがおむつかぶれです。赤ちゃんは頻繁にうんちやおしっこをするので、おむつの中が蒸れやすいことと、うんちやおしっこに含まれる成分によって、皮膚が刺激されて炎症を起こしやすいことが原因です。

|予防とケア

 赤ちゃんがうんちやおしっこをしたら、こまめにおむつ交換をすることが大切です。下痢の場合は特におむつかぶれを起こしやすいので、普段よりもこまめにおむつ交換をしてあげたいところです。おしりが清潔で乾いている状態にしてあげましょう。
 炎症がひどい場合は、お湯で洗い流してこすらないように拭き取ってあげることも効果的です。軽いおむつかぶれであれば、これらのケアで改善できる場合もありますが、すでに赤みや湿疹が広がっている場合には、皮膚科で軟膏を処方してもらうのがおススメです。
 おむつかぶれには軟膏がよく処方されますが、軟膏はたっぷりと塗ってあげる事が大切です。軟膏の塗り方もお薬の成分によって変わってきますので、是非受診した皮膚科で確認してください。

 


🫧赤ちゃんニキビ、乳児脂漏性湿疹

 特に生まれたばかりの赤ちゃんは、妊娠中にママからもらったホルモンの影響で、皮脂の分泌が盛んで大人と同じようにニキビが出来やすいです。特におでこやほっぺなど、お顔に出やすい子が多いです。
 また、少し時期が進んでくると湿疹と共に黄色い皮脂やカサカサが出てくることがあります。これは、乳児脂漏性湿疹と呼ばれます。

|予防とケア

 どちらもスキンケアがとても大切です。沐浴の際に、石鹸をしっかりと泡立てて優しく洗い、よく洗い流してしっかりすすぎます。お風呂上りには、柔らかいタオルでやさしく拭き上げて、ベビーローションなどでしっかりと保湿しましょう。
 脂漏性湿疹でかさぶたが出ている場合には、ベビーオイルなどでじっくりふやかして、柔らかくしてから洗ってあげるのがおススメです。湿疹が改善しなかったり、悪化する場合は皮膚科の受診をしましょう。

▼ベビーソープの記事はこちら


 今回は、赤ちゃんに起きやすい皮膚トラブルについて解説しました。どの皮膚トラブルにも予防として大切なのは、日ごろからのスキンケアです。洗浄と保湿を続けることが、皮膚トラブル予防の第一歩です。
 とはいえ、ベビーソープや保湿剤などにも様々な種類があり、どれを選んだら良いか悩みますよね。また、実際に皮膚トラブルかも?と思っても、最初は自分で判断するのが難しいもの。ちょっとした疑問やお悩みがある方は、かかりつけ医に相談してみましょう。


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