強度行動障害と純正律ついて思うこと
強度行動障害者の支援に当たって薄々は分かっていましたが疑問だった事がありました。
それは同じ環境の中で人によって荒れたり落ち着いたりする事です。
現場では関係性と言ったりしますが、私はその人がどんな想いを持って当事者と接するかがポイントで本音で誠心誠意接されば荒れにくいことを実感していました。
そんな折、大きなヒントがありました、それは動画でこんな内容でした。
人が睡眠する必要性は脳内の不要物の除去のためで不要物が溜まる要因は身口意の不一致
簡単に言えば本音と言葉が合致していない事脳内に不要物が溜まることです、これはある意味で現在社会を維持するために不可欠な事です。
皆んなが皆んな思っている事を赤の他人に本音て言えばトラブル続発ですので大人の対応とも言えます。
この記事を知るきっかけはさとうみつろうさんの純正律と平均律からでした。
文章での説明は難しいのでさとるみつろうさんと純正律の動画を下記に貼りました。
↑期間限定ですので期限切れでしたら↓
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私の仮説ですが重度知的障害の方は言葉の理解が困難ですので、ヘルパー頼りなので生きる為に人の微妙な変化を読み取る能力が発達している。
想いと言葉が異なるとその人に微細な不協和音的なズレが発生して違和感になりパニックになるのではと思っています。
対応方法の身口意を一致させる事ですが時には方便と言うかその人のための善なる嘘をつく必要もあります。
それでも根底にその人のためと信じて行う事が相手に通じて違和感はあるものの心地よいので従ってくれる、これまでそんな風に感じてこれからも検証を続けたいと思います。
エンジンから介護職に転身した私の得意分野ですので実践内容や結果をこのブログで発表して支援の一助になれば嬉しいです。
今朝朝刊で愛知県で強度行動障害者向けの支援体制を強化する趣旨の記事がありました、その結果ご家族さん、関係者のご苦労が低減する事を願っています。