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最後の残るのはその人の人徳かな?!

フォロワー数とお金は上を見ればキリがない。

それらを求める先に何があるかを思えは、自分の理想(夢)を多くの人に伝えて実現する力になり「手段」としては有効だけど「目的」にするのは違うように私は思えています。

現場管理業務の時に先輩から困った時にお金目的や忖度からではなく本心から助けてくれる職人が1人でも居ればこの仕事は大成功で合格点と言われました。

大会社の重役なら金も力もあるので多くの人が集まり言う事を聞いてくれるが退職後は1人も寄り付かずに彼が集まってくれたのは会社の大看板たと気づいた重役もいたそうです。

一度現場で大ピンチに陥って事がありました、それは片道三車線の幹線道路で道路をまたがる門型のアーチを建てる時でした。

工期と警察への届けから昼間に両サイドの柱を建てて夜間に一度通行止めをしてアーチをかける工事でしたが日中に届いた柱のベースの穴位置と基礎コンクールのアンカーボルトの位置が合わない事が判明しました。

通常なら一度工場に持ち帰り穴を広げても強度に問題無い事を確認して再加工して製品として再度現場に治めるのが時間的に余裕がなく、あわや大問題が発生して最悪指名停止まで波及の悪夢が湧き上がりました。

懇意にしている職長から会社に穴あけ加工する特殊機器があるのでそれを持ち込んで穴を広げて無事工事を終えました。

本来なら高額な機器なのでレンタル料金や運搬費用が発生するので請求があるのですが建設業界の悪しき習慣で下請けはほぼ泣き寝入りになるので、余計な費用が発生する事は下請けからは言い出さないのだか助けられました。

現場が落ち着き予算はないものの発生費用を聞くと全て自社で完結して他業者に支払いはないので請求はありませんでした。

その後の現場で予算に余裕がある時に持ち出した費用相当+αをお返ししました。昔は良くも悪くも持ちつ持たれつが関係がありました。

その後に経費削減の目的で「適正費用」を見極めが厳しくなり予算に余裕がある時に多めに支払ってストックしてもらい足りたい時などはそこから補填してもらっていた事が不可能になりました。

それまで付き合いの長い業者から数社から見積もり取得して最安値の業者との契約方式に変わりました。
 その為にちょっとした追加でも費用の話しになりギスギスした関係になり、経済的に工事をして多く儲けた職員が評価されるようになりました。

営利企業である以上は儲けを出すのは当然で多いほといい事は分かっているけど、昔ながらの下請け業者とのやり取りがビジネスライクになり面白さが半減したのも一因で建設業界から転職しました。

今は忖度や損得勘定のない重度知的障害者の支援を行う仕事に就いています。今思えば職人は発達障害者気質があり仕事にこだわりがあり妥協が無い面は似ているように感じています。

障害特性(性格)と仕事がマッチングすれば職人気質と言われる専門家になると思います、彼らの興味あるものへの健常者は足元にも及ばないほど集中力を発揮して個性的な作品をつくりあげます。

フォロワー数とお金から話しが広がりましたが、結論として「足りるを知り」それぞれある程度になったら量から質にシフトする必要があり今がその時期かと感じました。

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これから宜しくお願いします。

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名古屋人くに🐇
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