つながりたい、と孤独感
あるイベントにいってきました。
いろんな方が出展されていて、食事できたり、本が買えたり雑貨が買えたり。
こういうイベントに行くのは初めてで、ちょっと楽しみにしていました。
会場に入ると、カレーなどのエスニックないい匂い。
食事を楽しむ人や、各ブースを見て回る人でにぎわっています。
僕もまずは一通りのブースを眺めて歩きます。
興味のあるものは手を取って見させてもらったり、ブースの方とお話してみたり。
途中でおなかが空いたのでフォーを食べまして、チャイを飲みお腹を満たす。
気を取り直してまた会場をぶらぶら歩く。
気になった本やポストカードなど、買わせていただきました。
結果的に楽しい時間にはなったのだけど、
会場を歩いているときに、ある種の寂しさというか孤独感も感じていました。
一人でいるときには感じることのない、というか気づかない孤独感です。
人でにぎわっている中で一人たたずんでいることの孤独感。
自分の中の気持ちを探ってみると、
つながりたい、という気持ちがあるように思います。
人とつながりたい。
それは実のところ、長いこと抱えてきてはいるものの、どうすることもなく放置していた気持ちなのですよね。
つながりたいというのは、ただ会話したいとか一緒にご飯を食べたいとか行動したいということではなくて、通じ合いたい、みたいなことだと思います。
響きあうというか、共感しあう、認め合うというか、そういうやり取りがしたいのではないか。
それはそんなに大層なことでもなくて、一緒に話をしてなにか温かい気持ちになれればいいなと思うのです。
でもそういうつながりを持つには、自分が冷めているような気もする。
人と会話していても何か心が気持ちが盛り上がらない自分がいるように思います。
会話を合わせることを考えてるばかりで、気持ちが凍ってるというか、固まってるような。
人とかかわるときに感じる暖かさ、熱のようなもの。
それがなかなか出てこなくなっている。
昔はあったんですよね。
ここ10年ほどの間、人とのつながりをよけてきた。
そのことにすっかり慣れてしまって、失われた(失われたとは思いたくないけど)、もしくは固まってしまった、どこか奥のほうにしまってしまった、そういう温かさのようなものがほんとはあるのだと思う。
そのつながりを感じる熱のようなものをもう一度温めなおしたいなどと、今日思ってみたりしました。
仕事にしても趣味にしても、人の輪の中に入っていくことをやってみるということかもしれませんね。
こうやってnoteを書き始めたのも、その一つの手段だと思っています。
自分が感じることを、こうやって表現していくことをやっていこうと思います。
イベント自体は振り返ると、行ってよかったです。
こういう気持ちに気づくこともできたし、自分が読んでみたい本にも会えました。またこういうイベントあったら行こうと思います。
読んでくださり、ありがとうございました。
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