耳だけは、自由でいよう。〜Voicyを聴き始めて
耳だけは、自由でいよう。
産休に入る頃、来るべき育児の日々の前に、そんなことを思った。
想像がつかないけれど、きっと今のように好きな時にピアノを弾いたり好きな時にYoutubeやアマプラは見れなくなるし我慢が増えるに違いない。
けど、自分の時間も確保しないときっと心が干からびる。
そう思った私は、Amazonで骨伝導イヤホンをポチった。
というか、もどきっぽいので実際は骨伝導でもなんでもなく、耳を塞がないイヤホンというのが正しいかもしれない。
音楽聴いてもいいけど、せっかくならコンテンツを楽しみたいなぁ。
と思ったときに見つけたのが、Voicy。
今、音声コンテンツってアツいらしいですね。
ポッドキャストやらradikoやらVoicyやら、動画ではなく音声で届けるコンテンツ。
中高生ぐらいの頃はよくラジオを聴いてた。
スクールオブロックとかあ、安倍礼司とか。
大学生になって以降は、あまり聞かなくなった。
社会人になってからは、1人でクライアント先に運転していくことが増えたため、道中ラジオを流してたけど。
そんなこんなで、回り回って戻ってきた、音声コンテンツマイブームの波。
個人的におすすめ、よく聴いているパーソナリティを勝手にご紹介。
女社長のひとりごと(プチプラのあや)
Voicyを聴き始めるきっかけになった番組。
しまむら等でお洋服をプロデュースしている、ファッションインフルエンサーさん。
熱心なアヤラー(あやさんのファン)という訳ではなくとも、しまむらでお洋服やルームウェアを購入して愛用してたので、ゆるーくSNSも見ていた。
正直、私はファッションに疎いし、強烈な興味もない。
なのになぜ聴いているか?
ファッションの話題も出るのだが、あやさんの生き方や考え方、経験談など、
どちらかというと、あやさんの考えていることを垣間見ることができる、そんな番組だと思っている。
あと、比較的ゆるーい雰囲気、声のトーンや話し方も癒されるので、気軽な気持ちで聞けるのも魅力の一つ。
流し聴きでも耳が楽しい。
おすすめ回
はあちゅうの半径5メートルラジオ(はあちゅう)
大学時代にSNSや本で追っかけていたブロガーさん。
憧れていた時期もあったが、尊敬する憧れるのと、自分の生き方がそれにあっているかは別物ということに気づいてしまい、段々触れる機会も少なくなってしまった。
数年前にお子さんが産まれ、子育てママになられたとのこと。
私自身もプレママだったため、勝手ながら少し身近に感じ、Voicyを視聴。
数年ぶりにコンテンツに触れて思ったのは、
いい意味で変わらない。
子育て視点でわかるわかる!!という回ももちろん多いのだが、一方でフリーランスで走り続けているからこそ言える、ママとはまた違う視点からの回もやはり魅力的。
おすすめ回
ワーママはるラジオ(ワーママはる)
Voicyで初めて存じ上げた方。
外資系メーカー勤めから、現在はサバティカルタイム中のワーママさん。
そう聞くと、ああなんだか敷居高そう…そんな意識高くないよ…とか思ってしまったのだけれど、番組を聞くとあれよあれよと引き込まれる…
気軽に聞くようなテーマでは一見ないようなものも、すっと入ってくる。
なぜならきっと、誰が聴いてもわかりやすいように、そして変に回りくどくないよう、明快な表現で掘り下げてくれているから。
本編自体が大体10分前後というのも、聴きやすいポイントかもしれない。
育児が始まって、頭も180°変わってしまい、仕事やキャリアについて考える頭になかなかなれないのだが、
この番組を聴いていると、ママではなく一個人として、聞き入っているようが気がする。
おすすめ回
バブたまのスカッとラジオ(バブリーたまみ)
個人的にVoicyで出会えてよかった存在No.1!
ママ界のエンターテイナーとして、歌やイベント、ブログや音声コンテンツなど、様々な形で発信し、全てのママに寄り添い元気づける、ママさん。
同じく子育て中のママを「戦友」と呼んでいるのも面白い。
最初は、ネタか???と思ってしまった(すみません)のだが、
聴き始めると、いい意味であっけらかんでカラッとしている雰囲気でのトークで、元気が出てくる!!
これをなんと例えたらいいんだろう。スナックのママのようであり、近所の頼れる先輩ママのようであり。
ママさんで大変だろうに、こんな超ポジティブでいられるのすごいな、羨ましいな、ブログを見ていると、絶賛子育て中で時に苦労されてたり落ち込んでる姿もさらけ出してくれている。
いい意味で「完璧でない」姿も発信してくれているので、まさに戦友として励まされる。
夜間の授乳が大変だった時、バブたまラジオ聴いて頑張ってました。
目が覚める!笑
おすすめ回
1人じゃないと思える、対話のような時間。
ふと、なんでこんなに音声コンテンツが今の私に馴染むんだろうと思い、
考えてみた。
結論としては、きっと、
ラジオのような音声コンテンツは、一方的ではなく、
まるでパーソナリティとの対話のような時間に感じるから。
コロナ禍、そして子育て中の身としては、
なかなか好きに出かけたり人に会ったりできず、
寂しく感じる時もある。
だけど、こちらに語りかけるようなパーソナリティの放送を聴いていると、
1人じゃないって、勝手ながらそう感じている。
耳だけは、自由でいよう。
それが心の自由に繋がり、きっと家族にも優しい気持ちでいられるから。
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