2024年5月 原付二種で九州遠征 横須賀~大阪 編
こんにちは。昨年9月の最北端と最東端に続き、最南端と最西端踏破を目論見、凝りもせずまた原2で九州に行くことにしたアラ還ツアラーのホタテマンです。
さて、今回も九州。しかし、単純なコースを選ばないのがホタテマン流。下道とフェリーの乗り継ぎ、2日掛けて大阪まで行き、南港からさんふらわあで鹿児島県の志布志に入り、最南端の佐多岬を目指す旅程。お尻が3つに割れる可能性大でも行くと決めたら行くホタテマン。さあ、どうなることやら。。。
出発は日曜日の午前3時半。今日のコースはフェリーを活用しつつ、愛知県は渥美半島にある田原を目指し、翌日はこれまたフェリーを使って三重県の鳥羽に上陸して紀伊半島を横断し、大阪南港にあるさんふらわあフェリーターミナルを目指す予定。それでは細かく見て行こう。
出発
03:30では外はまだ真っ暗。暗闇の中、ご近所さんを起こさないようにできるだけ静かに自宅を出発。
先ずは自宅がある横須賀から逗子方面に進み国道134号線を目指す。134号線を湘南方面に進み、鎌倉~江の島~藤沢~茅ヶ崎~平塚と進み、西湘バイパスは通れないので大磯で国道1号線に乗り換え、小田原を目指す。小田原の先は135号線で真鶴~湯河原と進む。湯河原の辺りで明るくなり、吉浜海岸にはべた凪の中、多くのサーファーが海水浴をしていた。更に進み熱海でトイレ休憩。
熱海を出発して網代まで南下し、県道80号線にて天城山アタック開始。修善寺からは国道136号で一気に土肥まで降りる。
生憎の天気だったので、富士山は少しだけ。
10:25清水港到着。(写真失念!)ここからは駿河湾の西側を南下し、最南端の御前崎を目指す。
正午過ぎに到着!御前埼灯台は英国人リチャード・ヘンリー・ブラントンの設計により1874年(明治7年)5月1日に初点灯。ここも灯光会が管理する「登れる灯台16」のひとつ。私も今回、記念に登ってみた。これで4つ目。
灯台を満喫したので旅程を続ける。ここからはひたすら西に向かう。浜松では国道1号線のバイパスに入れないので国道301号線を走り抜ける。途中には弁天島やボートレース浜名湖等があり、とても楽しい。県道417号線を経由して国道42号線に入り愛知県に入る。西に進み渥美半島に突入。目的地は今夜の宿となる三河田原駅前のABホテル田原。だがその前に夕食をゲットしに近くのスーパーに立ち寄る。
このホテルには大浴場があり、旅の疲れを取るには最高!田原市は初めてだったが、想像以上に栄えてて好印象。ここは人力舎所属のお笑いコンビ「オアシス」の大久保佳代子と光浦靖子の出身地。田原市の観光雑誌の表紙を飾っていた。
これにて初日終了。1日の移動距離としては最長の308km。明日以降は200km前後に抑えてあるのでそれほどきつくないと思うが、明日の天気予報は雨。地獄になるだろう。
2日目
朝から見事な雨である。よって、写真も少なめ。出発の写真も無し。朝食はホテルで食べた。
07:45にホテルを出発。国道42号線に戻り、渥美半島最西端の伊良湖を目指す。約40分後に伊良湖にある伊勢湾フェリーの伊良湖旅客ターミナルに到着。早速乗船手続きを行う。
伊良湖を出港!
約1時間の航路の最初に現れるのが神島。愛知県の伊良湖の直ぐ目の前ながら、所属は三重県の志摩郡神島村。人口約1300人で鳥羽との間を定期航路で繋がっている。また、三島由紀夫の「潮騒」の舞台としても有名。
鳥羽に近づくと更に有人島3島が現れる。
最後の坂手島は撮影失念。
鳥羽上陸後は伊勢市~多気町と通り、国道166号を進み県境を超え奈良県に入り、吉野町で吉野川にぶつかり更に西を目指す。
近鉄吉野線と並走しながら大淀町を通過し、309号線にて御所市を経由して大阪府と奈良県の県境の峠を越える。峠を越えて富田林市に入るころにやっと雨が上がり、富田林の小高い丘からは大阪平野が一望でき、あべのハルカスが視認出来た。あべのハルカスの少し先が本日のゴールである大阪南港だと自分に言い聞かせ、どんどん交通量が増える大阪の道を横須賀ナンバーGN君ひた走る。
午後4時過ぎに名門大洋フェリーやオレンジフェリーが接岸する大阪南港フェリーターミナルを通過し、大阪メトロニュートラムで言う所の駅4つ先になるトレードセンター前のさんふらわあターミナルの第2ターミナル到着。辛く、寒い紀伊半島横断はこれにて終了。無事到着出来たことに安堵し、乗船手続きを行う。
出港は17:55、バイクの乗船開始は17:00頃。乗船して寝床に荷物を置き、風呂に入って落ち着いた所でデッキに出てみる。
この日は雨天走行で満身創痍にて午後9時には就寝。翌朝6時には空腹で目覚めるのであった。
翌朝に続く。