見出し画像

2024年10月 サンキューちばフリーパス 後編

こんにちは。昨日の乗り鉄修行と寝不足でたれ目のチーバくんになってしまった、アラ還「負け犬チーバくん」のホタテマンです。

さて、2日目である。本日は銚子の始発からスタート。

総武本線 銚子発 04:55 千葉行

E209系

05:43 成東到着。
成東にてホーム反対側で待つ東金線 05:48発 大網行に乗り換える。

またE209系

東金線は単線なので、途中の東金駅にて対向列車とのすれ違いがあったのだが、その際、自分が乗っている大網行が進行方向右側のホームに入線し、反対から来たE233系が左ホームに入線したので通常と逆になっていた。あれは何だったのだろう?

06:07 大網到着。大網にて外房線に乗り換える。

東金線ホームの駅名標
外房線ホームの駅名標

外房線 大網発 06:10 千葉行

またまたE209系

06:28 蘇我到着

駅名標

内房線 蘇我発 06:39 君津行

またまたまたE209系

06:48 五井到着

駅名標

一筆書きコースが好きな自分としては、本当は大網から外房線下りで大原まで行き、いすみ鉄道にて上総中野まで移動、小湊鐡道に乗り換えて五井に出てくるコースを希望していたのだが、接続タイミングの絡みで逆になってしまった。更に追い打ちをかけるようにご覧の小湊鐡道改札には「いすみ鉄道全線運休」との張り紙があり、完全に失念していたのだが10月4日に発生した脱線事故の影響でいまだに全線運休中なのである。致し方なく、小湊鐡道にて上総中野往復を決行。

その小湊鐡道だが、鉄道路線はこの内房線五井駅からいすみ鉄道いすみ線と接続する上総中野駅までの39.1kmで、駅数は18駅。沿線の雰囲気は五井~上総牛久間が住宅地、上総牛久~高滝間が農村地、高滝~上総中野間が山間部っと言った感じだろうか。途中に里見や養老渓谷など、魅力的な駅がある。

小湊鐡道の五井駅改札口
昭和感たっぷりの路線案内標

漢字の下のローマ字がカワイイ。

駅名標

五井駅に隣接する小湊鐡道の車両基地。キハ200形やキハ40形が出番を待っている。

車両基地

折り返し列車が入線。小湊鐡道 五井 07:10発 上総中野行

キハ200形

小湊鐡道は非電化路線なので気動車である。私が乗った列車の先頭車両は昭和52年日本重車両製のキハ213。後方車両のキハ205は昭和39年製だったので何と今年で60歳。私の先輩である。

車内プレート
路線図

この駅名標は身内ネタ。


終点の上総中野駅に08:30到着。この日は地元ボランティアと思われる大勢の方々が花壇の手入れをしていた。

駅舎

08:44の出発を待つ、折り返し五井行のキハ200形。このキハ200形はとても古い車両なので走行中かなり左右に揺れたり、上限に弾む。サスペンションのせいなのか、或いは線路の歪みのせいなのかは不明だが、京急で幼少のころから鍛えられた私としては珍しく、電車で乗り物酔いしそうになった。

車両番号
途中の里見駅にあった古い貨車

10:08 五井到着。乗って来た列車はそのまま回送車に。

小湊鐡道とJRを繋ぐ連絡通路には朝にはなかったおばちゃんが販売するお弁当屋さんが出店してたので焼き豚ちまきを購入。

五井駅の東口を出ると小湊鐡道関連グッズの販売や軽食が食べられる「こみなと待合室」がある。ここで今回使用したフリーパスを見せるとオリジナル絵葉書3枚がもらえる。

最後にもう一度、駅のコンコースから車両基地を眺める。

内房線 五井10:40発 君津行

またまたまたまたE209系


11:02 木更津到着。

駅名標

ホーム反対側で待機している久留里線に乗り換える。
久留里線 木更津11:11発 久留里行

本当は終点の上総亀山まで行きたかったのだが、2時間近く間が空いてしまうので、今回は久留里往復で妥協する。

気動車のE130系

このJR東日本が運営するE130系だが、先程乗った小湊鐡道の200形と比べ、かなり乗り心地が良い。

11:56 久留里到着。

駅名標
駅舎

こちらは駅の直ぐ隣にある久留里観光交流センターにある水くみ広場。久留里の水は水質、有用成分、おいしさが評判で、平成20年に千葉県で唯一「平成の名水百選」に選ばれたとのこと。一口飲んでみたが、柔らかい感じがしたので、コーヒーとか淹れたら美味しいかも。

駅前にあるテイクアウト専門の太郎すし。今日のランチはこちらに決定!

太郎すし

水くみ広場の横にあるピクニックテーブルで昼食。

昨晩の残りの缶酎ハイをお供にサバ寿司と干瓢巻き


折り返しのE130系


13:37 木更津到着。

一時間前に久留里でお寿司を食べたばかりだが、何故かこの店には寄れと心の声が訴えかけてくるので飛び込むことに。

入口

「生蕎麦と自家製かき揚げの店」とある。これは当たりか?

かき揚げそば

頂いたのは定番のかき揚げそば。外にも書いてあったので間違いない。そば麺は風味豊で美味。汁は少し甘めで私好み。かき揚げは厚みがあってベリーグッド。

10分程で完食し、下り線ホームに戻る。お腹パンパンである。(晩飯は抜きだな。。。)

駅名標

見納めのE130系。

久留里線の車両基地


そろそろ帰路につく時間なので、浜金谷を目指す。

外房線直通 木更津14:17発 上総一宮行 2両編成。木更津~上総一宮間の南房総と言ったらこのE131系でしょう。

この旅初のE131系


15:06 浜金谷到着。

E131系

生憎の天気だが、駅から見える鋸山。

徒歩10分で金谷港ターミナル到着。

金谷港 15:20発 久里浜港行

かなや丸だった。。。

船は遊び帰りの乗客でかなり賑わっている。

私はファンネルが好き!


後方(金谷方面)を見ると東海汽船のジェット船「セブンアイランド 愛」が水しぶきを上げて東京湾を爆走している。ジェットフォイル(ジェット船)は水中の翼を使って船体を水面より上に浮かせることにより、波の影響を軽減させ、高速で推進できる(最大時速83km)高速船。この便は多分、大島14:45発 東京竹芝桟橋16:30着だと思う。

東海汽船のジェット船「セブンアイランド 愛」 ボーイング929ジェットフォイル

今回は乗れなかった黒船カラーに塗装された「しらはま丸」。”この船は乗るより眺める方が良い!” 等と、負け惜しみを言ってみたり。

黒船仕様のしらはま丸

乗客から餌付けしてもらおうと、沢山のカモメが一緒に飛んでいる。

カモメ

久里浜港付近で遭遇した東海汽船のジェット船「セブンアイランド 結」。この便は多分、大島を14:45に出航し、久里浜港に立ち寄ってから東京竹芝桟橋16:50到着だと思う。自分が伊豆大島に釣りに行く時はいつもこの便で帰ってくる。因みに、この「結」は2020年に竣工した最新型。川崎重工業がライセンス製造したものである。

東海汽船のジェット船「セブンアイランド 結」 ボーイング929ジェットフォイル

そろそろ入港である。久里浜港に隣接する火力発電所。この施設は元々石油(重油や軽油)を使った火力発電所だったが、建て直され、2023年より石炭を使った火力発電所として営業運転を開始した。

JERA横須賀火力発電所


GN君も無事私の帰りを待っていてくれた。エンジンも一発OK。日曜日の午後の三浦半島は首都圏に戻る観光客で交通量が増える。よって、久里浜港近辺も多少交通量が多かったので15分程で帰宅。無事帰宅出来て一安心である。


今回の戦利品はシンプルに千葉の名産である落花生を使った煎餅(ピーナッツは南アフリカ産。。。)、五井駅で買ったちまき、久留里駅でもらったチーバくんのうちわ、かなや丸の御船印、そして「こみなと待合室」でフリーパスの得点としてもらったポストカード3枚と購入した小湊鐡道のタオルに記念メダル。

戦利品


総括

千葉旅行、想像以上に楽しかった。東京湾を挟んでお向かいの県なので、幼少のころから何回も訪問しているが、流山線、新京成線、芝山鉄道、小湊鐡道、久留里線等、今回初めて乗った路線も多く、色んな発見があった。昔懐かしい車両も多く、ノスタルジアに浸れた良い旅だった。また、今回のパスが久里浜から神のような利便性を提供してくれたのも楽しかった。1月にもまた発売されるので、次回は千葉の飲み歩きで使っても良いかなと思った次第である。


以上、千葉県内鉄道乗り潰しの旅でした。次回はフェリーの旅かな?しばらくお待ちください。久里浜のホタテマンでした。

いいなと思ったら応援しよう!