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京都に移住して10年の私が、京都紹介チャンネルを始めた理由

はじめまして。「hotarusの京都日記」です。
私たちはパートナーの2名で、
「京都に関する情報発信」を軸に活動しています。

具体的には、
・「BASE」にて京都本の古本販売
・YouTubeチャンネル「hotarusの京都暮らし」の運営

といった活動を細々としております。

本記事では、私たちがこれらの活動をするに至った経緯を踏まえて、
簡単に自己紹介ができればと思います。

とその前に、そうですね、
まずは活動名の「hotarus」について
説明させてください。

名前の由来は、
京都の二軒茶屋という場所で観たホタルの美しさに魅了され、
「私たちもホタルのように、人々に癒しの光を灯せるような存在になろう」
ということで、「hotarus」という名前にしています。
二人のホタルで「ホタルス」ですね。

京都に移住したきっかけ

私が京都に移住したきっかけは「大学進学」でした。
私は愛知県で生まれ育ったのですが、
家族旅行で京都に来る機会が多く、
「いつかは京都に住んでみたいなあ」
という憧れがありました。

幼少期から近所を散歩したり、
自転車で遠くまで探検するのが好きだったので、
有名な寺社仏閣が溢れる歴史の街「京都」に住めば
きっと面白いだろうと思ったのです。

他には漠然と、「地元を離れたい」という思いもありました。
このまま愛知県の大学に進学したら、愛知県の会社に就職して、
愛知県で一生を終えていくのだろうなあという予感がありました。
当時の私には、なぜだかそれが酷く恐ろしかったのです。

親にそのような思いを伝えた結果、
「せっかくなら大学で広い世界を観てきなさい」
と、なんとも寛大に応えてくれて、
京都の立命館大学に進学することになりました。

立命館といえば、大学のすぐ近くに「金閣寺」があって、
ちょっと歩けば「北野天満宮」があります。
こんな素晴らしい土地で学生生活を送ることができるなんて、
この上ない幸せのように感じられました。

京都での大学生活

京都での学生生活はやはり楽しかったのですが、
最初のうちは急速に広がっていく人間関係に苦悩しました。

とにかく学生数が多く、
ゼミやサークル、バイトなどで様々な人間関係に
身を置くことになります。

大学生なんて皆おおよそ似たようなものですが、
流されがちな性格の私は、自分のキャラを何パターンも作り、
様々なペルソナを持ち始めました。
それがとにかくしんどくて、
「本来の自分で居られない環境」にすっかり疲れてしまったのです。

結局自分と合わない友人とは、意を決して疎遠になっていき、
最終的には五人ほどの友人に落ち着きました。

この人たちの前でなら自然体で居られるという実感があり、
「誰とどのように関わっていくのかを決めるのは自分だ」
という考えに至るのでした。
彼らとの関わりの中で自己一致が進んでいった。
そんな4年間でした。

他には、、、
当時の私は嫌なことがあったら、
自然が綺麗な土地に身を置きました。
特に気に入っていたのが「宇治」でした。

宇治は、私が住んでいた衣笠エリアから適度に距離があり、
JRでも比較的行きやすかったこともあったため、
「日常と少し距離を置く」には最適な場所のように感じられたのです。

宇治川のほとりで、ぼんやりと好きな音楽を聴いてみたり、
本を読んだりしました。

「レディオヘッド」を聴きながら
宇治川でカモが漂っているのを眺めていると
なんだか「浸れている感」が感じられたのです。
(自分の悲しみに向き合えたみたいな意味です)

その頃から京都の綺麗な場所を巡るのが
趣味になっていました。

パートナーとの出会い

パートナーと出会ったのは社会人5年目の時期でした。
私が転職をして半年ほど過ぎた頃、彼女が新たに入職しました。

同じ職場で協働し、様々な修羅場にも立ち会いましたが、
現場のマネジメント職として連携をとっていました。
1年ほど経過した頃に二人で食事に行き始め、
お互いの身の上話をしていくうちに、交際を始めました。

その頃の私は、会社への不平不満が溜まっており、
「この先どうやって生きていこうか」
と悩み始めていました。
「このまま今の仕事をズルズルと続けていて良いのだろうか」
「何か納得のいく仕事に注力できないだろうか」
といった思いが募っていたのです。

そんなことを彼女に相談したところ、
「私たち二人で、何か事業を始められないだろうか」
という話になりました。

ホタルスとしての活動

二人で事業を行うとして、何ができるだろうか。
そもそも私たちは「仕事」に対して何を求めており、
何を実現したいのだろうか。

話し合いを進めていくうちに、
「疲れている人に癒しを与えられる仕事がしたい」
という共通項が見つかりました。

私自身、常に苦悩しがちというか、人間関係に振り回されることが多く、
心の平穏を取り戻すために時間を使い続けてきました。
なので同じように心が疲弊している人に向けたサービスが
出来るのではないかと考えたのです。

ほたる書房

最初に
「優しさを届けたい」
「疲れた心に明かりを灯したい」
というコンセプトで書店を始めました。

書店と言っても、実店舗を持つのではなく
まずは小さな第一歩として「BASE」や「メルカリショップ」での
オンラインの古本屋さんです。

書店を始めた理由は、
私たち自身が読書体験を通して新たな知見を得たり、
日常のモヤモヤ感から抜け出す実体験があったためでした。

例えばカウンセラーの方が執筆した
「心のセルフケア」に関する方法本を読んで実践してみたり、
中原中也の詩を読んで、自身の漠然とした悲しみが言語化されたり、
といった感じです。

私たちが実際に
「この本に癒されたなあ」とか
「この作者の価値観が素敵だなあ」
と思える本をチョイスし、販売することで
優しさを広く届けようと思ったのです。

Youtubeチャンネル「hotarusの京都暮らし」

YouTubeチャンネルを始めるに至った経緯は
私たちが「京都巡りが好き」であるという共通点からです。

私は京都に住みたくて大学進学で京都に出てきた上に、
そのまま10年以上も京都に住み続けていますし、
パートナーは京都旅行が好き過ぎて
社会人になった後、関東から京都に移住してきたのでした。

京都は観光地として世界中で人気の土地ですが、
住む場所としてどうなのか、
という情報はまだまだ乏しいと感じます。
(実際、移住する際に気になる点でもありました)

また、街歩きをしながら
私自身が京都の「何が好きなのか」を
伝えられたらと思いました。

例えば、
祇園祭のどこに注目しているのか、
古本まつりの何が好きなのか
といった感じで、
観てくださった方に少しでも
京都の楽しみ方を知っていただければ良いなと思っています。

まとめ

今回は私たち「hotarus」の活動について
ご紹介しました。
初投稿なので自己紹介のための記事となりましたが、
今後は京都の観光情報や、京都での暮らしに関する記事を
発信したいと考えています。
ぜひ読んでいただければ幸いです。










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