生きがいに関する仮説
昔から死ぬことが死ぬほど怖かった。今もそうだ。特に中学生のころは最早病のように死の恐怖に憑りつかれていて、どこで何をしていても涙が出そうだった。クラスメイトや教師が、どうして平気な顔をして日々を過ごしているのかまったく理解できず、電車に乗っていると、目の前に座っている人に聞きたくなる気持ちを抑えられなくなる。「いつか死ぬのに、どうして生きているのですか?」と。
何かの因果で今も生き延びている。今までの間に、どうして生きているのかについて色々仮説を立てた。それをここに書き留めておく。全て時系列順である。前のものを発展させたものもあれば否定したものもあり、全く別のことを述べている仮説もあるだろう。そして今後もいくつか新たな仮説が出てきて、私はそうして生を続けるのだろう。
1.他人を幸せにするため
2.幸せになるため
3.幸せに死ぬため
4.私が他の人ではなく私である必要性を証明するため
5.できるだけ多くの感情を体験するため
そして今、これを書いている今。