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仕事の心がけは「好奇心」を忘れないこと【キャリコンサロン編集部】#1

同じ会社で同じ仕事をしているのに、
毎日「イヤイヤ働いている人」と「イキイキ・ワクワク働いている人」
この違いは、なんだろうと考えることがあります。

さて本日の投稿は
蛍いぬがお送りします。

ブラック企業ってなんなんだろう?

近年、ブラック企業というワードを耳にすることが増えてきました。
でも何をもってブラック企業と呼ばれるのでしょうか?

一般的な特徴として、

・労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
・賃金不払残業や、いじめ・嫌がらせ等のパワーハラスメントが横行する等、企業全体のコンプライアンス意識が低い
・採用時に合意した以上のシフトを入れる
・退職を申し出た際に「ノルマ」や「罰金」を理由に辞めさせない
京都新卒応援ハローワーク

上記のような劣悪な環境での労働を強いて改善しない体質を持ち、
労働法に違犯するような働き方を強制する企業のことだそうですが、
実のところ、厚生労働省において『ブラック企業』について定義されているわけではないようです。

100人いて100人とも辞めてしまう会社ならブラック企業と断定できそうですが、多くの経営者の方が従業員の生活を守るために精一杯に企業運営しているにも関わらず、ブラック企業と口コミされたらたまったもんではないですよね?

最初の問いに戻ります。
同じ会社で同じ仕事をしているのに、
イヤイヤ働いている人」と「イキイキ・ワクワク働いている人」って
どのような「心がけ」を持って働いているのでしょう?

このnoteは、「キャリアサロン編集部」メンバーによって
毎週決まったテーマについて更新中です
なんと、私にとって初投稿になります。

「ワクワク」した気持ちを覚えていますか?

春ですね♪♪
車内やオフィスビルでみかける新入社員風の人たち。
新一年生なら身体にまだ馴染んでいないランドセルや学生服をみて、
一目でわかるのですが、
成長した大人たちをみて、なぜ新入社員と感じるのでしょうか?

ざっ、ふれっしゅまん

着慣れてないスーツ姿もそうですが、
とても初々しく、期待、不安、緊張、開放感、
そんなこれまでない感情が表面に出ていて、
イキイキ、ワクワク、フワフワとした、
この時期にみられる新入社員の持つ独特の空気が漂っているようです。

だれも自らブラック企業と呼ばれる会社に応募し、働きたい人などいないと思います。
大半は、仕事を通して「何らかの未来を想像して」会社を志望し、採用され喜び、「想像した未来が叶うかもしれない」と期待に胸を膨らませていたのではないかと思っているのですが・・・。

仕事を始めるにあたって、
どんなことに挑戦しようと思っていましたか?
どんな社会人になろうと思っていましたか?
どんな将来を描いていたのでしょうか?

「イキイキ・ワクワク」から「イヤイヤ」に変わるとき

先程、100人いて100人とも辞める会社ならブラック企業かもしれないと書きました。同じ会社で同じ仕事をしてるのに、一方は「イキイキ・ワクワク」した気持ちで働いているのに、一方は「イヤイヤ」した気持ちを抱えながら働くという感情が芽生えるのでしょうか?

・単に労働時間が長い
・休日出勤がある
・希望とは異なる部署に配属された
・上司が厳しい
・仕事の密度が濃い
・福利厚生が未整備
京都新卒応援ハローワーク

一例でしかありませんが、気持ちの中に「ブラック企業」とラベリングをすることで、その他のことは目に入らず
「イキイキ・ワクワク」の種が腐っていき、ますます「イヤイヤ」が増幅するのです。

「イキイキ・ワクワク」、「イヤイヤ」の正体は価値観

だれもが「価値観」という、大切にしているものを持っています。
これは、親、先生、先輩からの教えや宗教や哲学。褒められたり叱られたりした経験など。
価値観とは生まれてから、これまでの人生経験の中で蓄積された「行動と思考の指針」のようなものだと思っています。

この価値観を大切にした出来事が起こったとき、ポジティブな感情が発生し、逆に価値観を叶えられない、否定された出来事が起こったときに、ネガティブな感情が発生するのです。

例えば、幼い頃から真面目にしなさいと教えられ、「安定」「忠実」「秩序」といった価値観を持っている人が、創業間もない会社で仕事をするとどうなるでしょうか?
きっと不安が生じ、イヤイヤの気持ちを蓄積すると思います。
逆に「挑戦」「冒険心」「発展」といった価値観を持っている人の場合は、ワクワクした気持ちを持って仕事に取り組むのではないでしょうか。

仕事の心がけは「好奇心」を忘れないこと

幼児の頃と比べて「好奇心」の度合いはどうですか?
幼児のように見るもの触るもの全てが初めてのときは、
無邪気さと好奇心を持って過ごしています。
好奇心が強ければ強いほど、学びや成長の糧に繋げていきます
これが年令を重ねるにつれ、新鮮さを失い、慣れや当たり前となり、
好奇心を持つことが減ってきます。
慣れることは良いことだと思いますが、同時に好奇心が薄れていないか振り返ってみてはいかがでしょうか?
そして、好奇心の度合いと「イキイキ・ワクワク」「イヤイヤ」のバランスはどう変化しているのか確認してみてはいかがでしょうか?

好奇心の源は「価値観」

同じ会社で同じ仕事をしているのに、
毎日「イヤイヤ働いている人」と「イキイキ・ワクワク働いている人」
この違いを例に出してみます。

コンビニエンスストアに勤務をしている人がいます。
業務とすれば、接客・品出し・清掃

Aさん:「人を大切にしている」
だから接客に対して向上しようと好奇心を持ち続けます。
Bさん:「新しいものが好き」
だから開発された新商品に対して好奇心を持ち続けます。
Cさん:「管理・経営が好き」
だからどうすれば売上が高められるか、人の配置などマネジメントに好奇心を持ち続けます。

コンビニエンスストアという業務面でしかみれないと、好奇心は持続しません。しかし、どんな価値観を大切にしているのかを知り、その価値観を仕事を通して高める方法を探すことで、いつまでも好奇心を持ち続けることができます。

まとめ

仕事というのは人生の大半を費やすものです。
同じ費やすなら、「イヤイヤ」より「イキイキ・ワクワク」した気持ちでありたいものです。最初は不安がありながらも好奇心を持ち、好奇心があるからこそ、発見・学び・行動・成長といったサイクルになっていきますが、慣れていくに従い、好奇心が薄れていくことになります。好奇心が薄れていくにつれ、発見・学び・行動・成長といったサイクルが停滞し、「イヤイヤ」が強くなってきます。
いつまでも好奇心を持つ続けるためには、自身が何を大切にしているのか「価値観」を知ることで、「イヤイヤ」となる要因も把握することができます。
よくある言葉ですが、初心忘るべからず
初めて感じた好奇心に対して、素直な気持ちで過ごすことができればいいですね。

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