氷王戦 vs 沙久耶 暫定氷王決定戦
フリーズ将棋タイトル戦『第四期氷王戦』もついに決勝です!
本来なら沙久耶さんとローランさんの準決勝をして、その勝った方と私で決勝戦をする予定だったのですが、ローランさんの都合で先に私と沙久耶さんで暫定氷王決定戦をすることになりました。
私が先手で配信が沙久耶さんだったため、前回同様、以下の棋譜の符号は先後逆(見た目の右上が11)に進めようと思います。
相エクシスの出だし
お互い最強と名高いエクシスで。私は端角型、沙久耶さんは居角型です。どちらにもメリットがあり、個人的に結論は出ていないですが端角のデメリットの部分を沙久耶さんはついてきました。
本譜はここから15歩とつっかけられ、24角に14歩と取りこまれます。手順に一歩もたれ、タイミング次第で桂か香を拾える形に。端角は攻撃力があり私は最有力だと思っていますが、瞬間的な攻めは無いものの嫌な形にさせられました。
※ ローランさんが恐ろしいツイートをしていました
単純な端角は再考を求められそうです。
桂をめぐる攻防
命名沙久耶さん。7筋の攻防が激化しています。単に76飛と走られると73歩成が単純に厳しそうに見えるので何か手を作らなければいけません。
沙久耶さんの狙いはどこかで桂を拾い、73銀と上ずらせてから53桂(F飛)で金をとる事。下の図は飛車すらぶった切ってもこの桂で勝ちでしょと言った卓越した対局プランでした。この桂が入るとほぼ負けか厳しい戦いを強いられることになるでしょう。
ついに狙いの端のなりこみを入れられました
代償を中央に求めて56歩を突いたのが勝負手気味だったものの結果的に勝ちに繋がった手でした。狙いは、58歩を打てる状態を作る事。正確に指されると悪いかもしれませんが、結果的に相手の攻めが止まりました。
優勢に
58歩が利かないのであれば、このF金の31飛でほぼ終わってたんじゃないかなと思います。しかし、F解除の58歩があり、飛車が取れる形になって優勢に。58歩以下、同飛31金65桂に67角成としてF詰めろ。
F馬の78銀と頑張ってきましたが、返しの89飛が必殺技で必至級なんじゃないかなと。以下は同銀にF玉の58馬と突っ込んで詰みとなりました。
暫定氷王になりました
沙久耶さんに勝って暫定的にでも氷王になりました!わーい(((o(*゚▽゚*)o)))
倒したメンツすご過ぎて正直実感ないですが、嬉しいですね。・・・タイトル嬉しい!ヾ(≧▽≦)ノ
後は復活したローランさんを倒すだけ。つかの間の氷王生活を満喫することにします。いつかなー2週間後かなー1か月後かなー(・∀・)ニヤニヤ
・・・もう復帰してるーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
と言うわけで、裏では真の氷王決定戦の話が進んでおります。具体的に何か決まり次第、綾さんから告知があると思いますので綾さんのTwitterを要チェック!
それではごきげんよう、また次の記事で。
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