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自分らしい「フェス」結婚式の作り方 〜伝統を見直したお話〜

最初は結婚式をしたくなかった理由

時間が空きましたが結婚式話の続きです。

私が当初、結婚式をしたくないと思っていた大きなきっかけは、2018年に聴いた作家・朝井リョウさんのラジオでした。もう、ほんとうにこのラジオすきすぎてすきすぎて。

その中で、朝井さんは、結婚式に対する違和感を率直に語っていました。特に印象的だったのは、「必要のないことはしない」という考え方です。

ファーストバイトや賛美歌、形式的な挨拶など、伝統的な結婚式の要素の多くには、実は古い性別役割や不平等な考え方が隠れています。
朝井さんのその違和感と、その中で選択した内容に強く共感しました。

ちなみにこのときの気持ちをあらわした書籍はたぶん「正欲」だと思いますが、映画も含めて楽しませていただきました。

考えを改めた転機

そんなわけで私は最初、「友達も少ないし親だけの会食でいいよ」と思っていました。
ただ、私自身もじっくり考えていくうちに、確かに友達は多くないと思っていましたが、改めて感謝を伝えたい人をリストアップしていくと、意外と多くの人が浮かび上がってきました。
そこで、人数規模を少し広げることにしました。

私たちなりの結婚式のカタチ

私たちは、「やらないこと」を明確に決めることから始めました。バージンロード、ケーキカット、ファーストバイト、新婦の手紙、キリスト教会での挙式など、一つ一つの意味を考えた上で、必要ないと判断したものは思い切って省きました。

衣装も従来の流れとは異なる選択をしました。前撮りで白無垢、挙式では色打掛、そしてお色直しではウェディングドレスという、少し変則的な組み合わせに。
特にお色直しでのウェディングドレスは、今でも良い選択だったと感じています。

「フェス」をテーマにした演出

そしてそぎ落として、それでも結婚式をやる意味ってなんだろうね?と考えた結果、私たちの結婚式のテーマを「フェス」と決めました
音楽フェスティバルのように、様々なアーティストが集まって会場を盛り上げるように、多様なコンテンツを用意しました。

ななな、なんと!競馬の演出まで取り入れてみたのです!この話はまた後日。(はーもうすぐ有馬記念ですねどきどき!1年あっというま!!!!)

結婚式を終えて

結果として、結婚式を開催して本当に良かったと感じています。参加してくださった方々からも、高い満足度の声をいただきました。

私たちの経験から学んだことは、「やらないことを決める勇気」「しきたりに縛られすぎない柔軟さ」「結婚式の本質的な意味を考えること」の大切さです。ん、なんか就活生のガクチカみたいw

最近の統計によると、私たちのように従来の形式にとらわれない結婚式を選ぶカップルが増えているそうです。
それぞれのカップルが、自分たちらしい形を見つけていけることを願っています!!!

そんなわけで、結婚式は、確かに大変な準備が必要でした。ええそりゃもうめちゃくちゃに。
でも、自分たちの価値観に合わせて作り上げたことは本当に良かったと思っています。
あー、自分の結婚式は終わったけれども、人の結婚式にいきたいなぁ。なんやかんや、結婚式は楽しいし素敵なイベントだとおもうのでした。

競馬の話とかはまた後日!!!

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