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28歳独女、「自分は幸せなのか」 を考える。
最近「私にとって、幸せとは何か」をよく考える。
28歳になり、周りは同棲・結婚・出産ラッシュ。
同年代のみんなはライフステージが変化していくなかで、
私は転職で2月から新しい会社へ行くし、新しい土地に引っ越したし、おまけに年末には、2年ほど付き合った彼氏と別れた。
周囲の人たちのライフステージが上がっていくことに反して、
私は仕事も、恋愛も、生活も再スタートだ。
よく「自分は自分。幸せは周りと比べるものではない。」と言うけれど、他者と関わる社会で生きていく以上、
“周りからの見られ方” は気になるし、
“みんなは掴めている幸せを掴めてない自分”
を全肯定できる自信はない。
・お金がある
・彼氏がいる
・結婚している
・子供がいる
・外見が美しい
etc…
私が“幸せ”と思うことって、他者との比較によって初めて認識できるような、「相対的な幸福」が、必ず含まれると思う。
もちろん、自分の幸せに対する価値観で、人の幸せを勝手に推し量ってはいけない。
頭では理解しているけれど、自分の価値観を軸に、判断してしまっている自分もいる。
例えばだけど、
職場で未婚の30代、40代の女性がいると、
「なぜこの人は結婚しないんだろう。」
「これからの人生何を楽しみに生きていくだろう」
とかなり失礼なことを思ってしまう自分がいるのだ。
それって結局、
結婚=幸せ、
結婚してない=幸せじゃないと言うほどではないけれど、結婚している人ほど幸せじゃなさそう、人間的に何か問題があるんじゃないか。
というバイアスがかかっているということだ。
(あー、自分で書いてて自分自身が嫌になりますね…。まじで性格悪い。)
うーん、私にとって幸せとは何なんだろうか。
私は今幸せなのか。
幸せだとしたら、なぜこんな記事を書いてるのだろうか。
今回の失恋で、改めて家族や友達、周りの人の温かさにどれだけ自分が救われているか、普段どれだけ支えられて生きているかをすごく感じている。
そう思える人の存在がいることは、とても幸せなことだと思う。
帰る家があること。
毎日お風呂に入れること。
毎日温かい布団で寝れること。
食べたいものを食べれていること。
仕事があること。
大切な友達がいること。
支えてくれる家族がいること。
当たり前なことかもしれないけど、当たり前じゃない。
毎日平和に暮らせている私はとても幸せだと思う。
そう。あるものに目を向ければ、私は間違いなく幸せなのだ。
別に彼氏がいなくても、結婚していなくても、子供がいなくても、
今は幸せなんだと思う。
無いものを欲しがろうとするから、幸せというものが認識できなくなる。
「自分はこれで幸せなんだ」って思ってるはずなのに、
SNSでみる他人の幸せが、あたかも自分が理想とする幸せにすり替わる。
人生難しい。
うーん、なんか完全にクォーターライフクライシスに陥っている(笑)
クォーターライフクライシスとは、人生の4分の1(クォーター)が過ぎる20代後半~30代前半に陥りがちな漠然とした不安や焦燥感、憂うつ感を持つこと。自身の在り方に疑問を抱いたり、「自分は何者なのか」「このままで良いのだろうか」「本当は何をしたいのか」といったことを深く考え込んだりする時期で「人生の低迷期」ともいわれる。
私が今一番、焦っているのは間違いなく結婚だろう。
両親が離婚して母子家庭で育ったからこそ、“仲が良くて温かい家庭”に強い憧れがある。
ただ結婚ができれば良いというよりは、一緒にお互いの人生を支えていけるような、“人生の味方”が欲しいのかもしれない。
(…と思う反面、多分心の底では、あくまで彼氏や結婚相手はどこまでいっても他人なので、何があるかわからない。だから、自分の心の拠り所はあくまで自分にしておきたいという気持ちもあり、矛盾している。面倒くさすぎだろう私。)
そもそも人を好きになりにくいのに、また人を好きになれるのかなあ。
結婚したいと思える人に出会えるのかなあ。
彼氏欲しいなあ。(遠い目)
大体のことは1人で楽しめるけど、誰かといたらまた違う楽しさがあるし。
友達もライフステージ変わったら会わなくいなるだろうし。
最近、高校生の頃から仲がいい友達が入籍して、幸せそうなLINEをしてくるのだが、
私は彼氏と別れて1ヶ月あまりということもあり、なんだか複雑な気持ちになるのである。
人って自分の心が満たされてないと、人の幸せ喜べないんだね…。
大好きな友達の幸せも心から喜べない自分なんて嫌だ〜!!!
て思うから早く私も結婚して落ち着きたい。
でも、きっと結婚したとて次は子供やら、レスやら、家計の問題やら、キャリアのことやらで、悩むんだろうな。
もしかすると、“幸せとは” ということは、死ぬまで悩んだり、わからなくなったりするものなんだろう。
とりあえず今は、無いものばかりに目を向けずに、
今あることに感謝をして生きていきたい。
それでは。