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2万円で買えるコンデジ「KODAK PIXPRO FZ55」で撮るスナップがいい感じ。

去年の夏くらいに大バズリにバズっていたコンデジ「KODAK PIXPRO FZ55」を例に漏れず私も買っていた。

が、数回スナップを撮ったきりでしまい込んでいたので、久々に引っ張り出してみたら、買ってすぐに撮影したスナップのデータがいい感じだったので、今回はKODAK PIXPRO FZ55を軽く紹介しながら、スナップをまとめてみる。

「KODAK PIXPRO FZ55」って?

SNSであまりにもバズっていたので、知っている人は多いかもしれないが、一応KODAK PIXPRO FZ55(以下、FZ55)について説明しておきます。

FZ55はアメリカの写真用品メーカー「コダック(KODAK)」が2022年に発売したコンパクトデジタルカメラ。

片手に収まる小さなボディはポケットに軽く入れておくのにピッタリで、デザインもどこかレトロな雰囲気なのがキュート。

有効画素数は1635万画素と、ものを鮮明に写すのには向いていないが、手ブレ補正の甘さやどこかフィルムライクは写りが「エモい」「平成レトロ」といわれ、若者の間でだいぶ流行っていたらしい。(平成のあとにレトロとつく表現が存在することには驚愕している)

その他にも、広角28mmから140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載しているので、風景撮影からポートレートまで幅広く撮れるし、1920×1080のフルHD動画も撮影できる。

あと、地味に嬉しいのが充電式バッテリーなところ。コンデジは乾電池式のものも多いけど、USB充電ができるだけで利便性が段違いだよね。

値段も1万円台後半〜2万円台前半で購入できるため、はじめてコンデジを買うという人とっては手軽に始められる入門機にもなるのかもしれません。

実際に撮影したスナップをまとめてみる

そんなわけで、ここから先は私がFZ55を使って撮影したスナップをまとめてみる。

フィルム風加工はスマホアプリの「Dazz」を使用した。フィルムライクな写真が好きな人にとってDazzは最高なので、とりあえず課金してください。

曖昧な描写といえど、被写体の魅力はしっかり捉えてくれる。
木漏れ日とか、もともとぼんやりとした被写体を撮るのにはより向いているのかも。
手ブレしないようしっかり固定して撮れば、結構ハッキリ撮れる。
もちろん暗いところを撮るには向いてない。
でも、これはこれでいいかも。
これはかなり気に入ってる。
ちょっとブレているのもチャーミング。
意外に室内でも撮れる。我が家のチビタローくん。
広角28mmから140mm相当の光学5倍ズームレンズを搭載しているので、
風景撮影もお手の物。
けっこうコントラストがハッキリにしているのが意外だった。
こういう明暗差も頑張ってくれる。
「昨日見た夢」みたいな描写が好み。
友人たちとフォトウォークに行った日。
これもかなり気に入っている。画面中心の光溜まりが見どころ。
コンデジなのに、迫力ある感じにも撮れる。

遊び心をくすぐる、「ちょうどいい」コンデジ

私の場合、普段コンデジはFUJIFILM X100Vを使っているので、描写力や性能はもちろんX100Vのほうがはるかに高い。でも、それだけでは語れないのがカメラの面白いところだと思う。

変な話だけど、写真を撮り続けていると「写真は撮りたいけど、カメラは持っていきたくない」と思うときがある。だって、カメラって重いし。

とはいえ、スマホだと撮影体験がやや味気ないし、最近のスマホは性能が上がりすぎて「きれいに写りすぎる」のが悩ましいところだ。

そんなとき、「KODAK PIXPRO FZ55」なら気の重さは一切感じずに、外出するときにポケットに忍ばせて、撮りたい瞬間にサッと取り出すことができるのが嬉しい。

写真は記録という側面もあるが、記憶を撮りたいときもある。「KODAK PIXPRO FZ55」はそういう人にぴったりだと思う。私もしばらくしまい込んでいたので、またどんどん連れ出して行きたい。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました!他にもカメラや写真に関する記事をたくさん書いているので、読んでみてください。

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目次ほたる/Metsugi Hotaru
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