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【雑記】現実に感謝する。
夢を見ていたはずなのだが、起きてしまうと忘れてしまう。
まさに今がそうだ。
6時起きなのにいーと思いつつ、眠れそうにないのでnoteを書く。
初夢は忘れた。
昨日見たはずの夢も忘れた。
昨日は泣きながら起きて、「絵を描きたかった!」って、ずっと強く思っていた。
なんで?
マンガの女子高生みたいな目覚めだった。
最近こういう経験がなく、私にしてはセンセーショナルだったが、内容は悲しいほど覚えていない。
マンガと違うのは朝、鳥の鳴き声で爽やかに起きるわけではなく、ただただシンとした夜中だったということ。
夜中に号泣しているアラフォー。
謎の感慨深さがあった。切ない。
最近あまり眠りの質がよくない。
年末年始、立て続けに車での事故があり、周りはみんな「厄が落ちたね!」と素敵な言葉をかけてくれたのだが、本人としては呪われてんのかとしか思えない。
可及的速やかにお祓いに行ってお守りを買おうと思う。
さすがの私も事故の当日や翌日はかなり凹んでいたのだが、心を許した人たちから励まされ、なんとか平常心を取り戻しつつある。
既婚で子持ちで40代が目前となると、心乱されることというのも日常ではあまりないのだが、
たまにこういった突拍子もないことで、不整脈が出そうになることはある。
ただ事故が2件続けて起きて気づいたのは、
毎日知らない誰かのおかげで人生が成り立っているということ。
1件目は救急隊の方と警察の方がひたすら親身になって、かつ優しく励ましてくださったり、寒いから車内でいいよ〜とか、すごく気遣ってくださった。
保険屋さんも夜なのに現場まで駆けつけてくださって色々と状況を見てくれた。
警察官に事故状況を聞き取りをされているところに、見知らぬおじさんがおもむろにホッカイロを差し出してきて、警察官がたじろぐ。
👮「え、誰…?この人知ってますか?」
私「知らないです…」
おじ「寒いやろ!!使ってえ!!」カイロ出す
👮「えーやさしー!」(巡査部長フランクだった)
私「やさしー!」
おじ「照笑」
おじさんは事故を見ていて、わたしが寒い中立っているのと警察官が検分しているのを見てコンビニに走ってくれたらしい。
優しい世界すぎる。
こんなことあるんだ!って感動してしまった。
ありがとうおじさん。
2件目は、私が信号待ちで追突され、ガコンッと音がした。
そんな衝撃もなかったけど乗車したままだとリアバンパーがどうなってるのかわからないし、1件目の事故のせいで代車だし、一応警察には連絡しないとなと思いハザードを点けて道路脇に車を寄せようと思ったところ、
うしろの車が逃げた。
あーん、めんどくさああああい〜
追いかけるかあーと思って追ってみたものの、100キロをはるかに超えてどんどん飛ばすので断念した。
っていうか幹線道路で100キロやばすぎるだろ。
すぐに車のナンバーを記憶して、写真撮れなかったので忘れないようにスマホにボイスメモで残す。
代車にはドライブレコーダーも付いていないし、泣き寝入りするしかないのかしら、と不安になっていたところ、
横付けしてきた女性3人組のワゴン車。
👩🏻🦰「今ぶつけられてましたよね???」
こう言われ、泣きべそかきそうになっていた私は
「そうなんです…逃げられちゃって😢」
と伝えると、
👩🏻🦰「オッケ!」
助手席の女の子が警察に電話をし始めた。
え、いいの?ていうかそんなリア壊れてる???(代車なのに)
代車だから気がかりはリアバンパーの損壊具合である。申し訳なさすぎる。
バチでも当たったんか。
半べそかきながら道路脇に車を停めて警察に代わり、事情を話して現場近くまで来て頂いた。
実際よく見てみると、すこし傷がついて擦れているぐらいで大きな損壊はなかった。(よかった)
ただ、その時の警察のお兄さんたちがまたとっっても優しくて、
私「大した損壊でもないのに、この寒い中来てもらって大袈裟にしてしまって…」
と恐縮していたら
👮「かなこさん、これは僕らの仕事なので気にしないでください!ココは相手に対して僕なら怒ってますよお✊」
私「いや、そんな被害の具合がわからなかったので不安だったんですけど、擦り傷ぐらいで…。ただ逃げられたので、そこはコラーって思います」
👮「コラーて」
笑いながらずっと励ましてくださった。
優しすぎる。
通報してくれたお姉さんたちも、ずっと自分たちの車のドラレコ映像を警察に提供してくださったり、ナンバーの画像や車種の特定してくれたり、
長い時間拘束してしまったにも関わらず、嫌な顔ひとつせず協力してくださった。
ほんっっっっとに心強かった!!!!!!
嬉しくて泣きそうになりながらお礼を包んで(受け取ってもらえなかったから無理矢理シートにねじこんだ)お別れをした。
わたしも、見知らぬ人であっても、なにかあれば彼女たちのように勇敢に困っている人に手を差し伸べる人でありたいと思う。
いろんな物騒な事件もある昨今ではあるけど、
世の中ほんとに捨てたものじゃない。
やたら警察を敵視する人もいるけど、警察の人すごく優しい。
密着24時を見過ぎてたのか、タメ口とか少しオラついた態度のイメージだったから、びっくりしてしまった。
後々、警察から電話がかかってきたので出ると
👮「おれだよ〜〜◯◯だよ、◯◯(旧姓)覚えてるー?」
私「へあ?!!!fj4g-->??!!!!」
ってウルトラマンみたいな声が出た。
てっきり電話口は担当のお兄さんかと思っていたので、昨日の今日でフランクすぎるやろと内心驚いていたら、小学生の頃の同級生だった。
お兄さんの上司だったらしい。
小学校の記憶がぽろぽろと出てきて、
懐かしいねー!同窓会できたらいいねー!って話もした。
いつか私のお店にもきてくれるらしい。
同「絶対とは言えんのやけど、意地でも見つけるからねー」
昨日のお兄さんも言ってくれたけど、なんて頼り甲斐のある言葉でしょうか…
そして本当にすぐ見つけて連絡をくれた。
カッコよすぎる。
わたしの生活は、こんな人たちに守られているのだなあと実感する。
事故しなかったら気づけなかった。
(事故しないほうがはるかにいいけど)
現実や当たり前のことに対する感謝が足りていなかったなあ。
どんな人物であっても目の前の人を尊重するのは私の明確な指針としてあるわけだが、関係なければ関わりようがない。
見えないところで生活を支えてくれる人がいるんだなあと思いを馳せるきっかけとなった。
それは警察官や救急隊だけでなく、ホッカイロくれたおじちゃんの優しさや、快く捜索に協力してくれたお姉さんたちの勇敢さも含まれる。
その中に私も入るぞー!と思った話でした。
知らない人に優しくするってすごいことだよ。
わたしはすごく心が救われました。
ホッカイロくれたおじさん、お姉さん方、
救急隊の方、2件の警察の方、同級生、
支えてくれた人たち、
かけつけてくれた保険屋さん、
修理工場の方、励ましてくれた人、
本当にありがとうございました。
深謝してもしきれません。
みなさん事故には気をつけてね…!!
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