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【雑記】初投稿

初投稿…ということになるので、何を書こうかずっと考えあぐねていた。
なんなら今も迷っている。

昔を思い返してみれば、わたしがいわゆる発信を始めたのは小学校まで遡る。
私が今39歳。約30年前の話。

通っていた英会話の塾で習ったフレーズがきっかけで、Windows95搭載のラップトップコンピューターを父にねだり、私はインターネットの世界を得ることができた。
周りを見ても、環境的にかなり早かったほうではないかと思う。

当時は電話回線を使い、ダイヤル式でネットに繋ぐタイプが主流でISDNがやっと出てきたころだった。
テレホーダイに入っている知り合いたちと夜遅くまでずっと掲示板でボケたり、チャットやICQで話したりしていた。

(※テレホーダイは23時から朝8時までの時間、接続料金が定額になるNTTのサービスオプション)

当時小学生だったけれど、完全にインターネット老人会に所属していると思う。
先輩たちはネチケットに厳しかったし、よっぽど親しくならない限り、顔出しも名前もプライベートを晒すことはなかった。
今となっては色々晒しまくりだ。当時からしたら考えられない。

やがてWindowsに標準で入っているメモ帳のアプリケーションを開き、白紙からHDMLタグを打ち込んで反映させながら自分のウェブサイトを作り始めた。もちろんジオシティーズ。
ただタグやJavaScriptなどについては教科書も持っていないし、ホームページビルダーとかも持ってないので、ひたすら他人のウェブサイトのソースを見て解析しながら研究していた。
暇かよ。勉強しろ。

当時はテキストサイトの全盛期。
侍魂とかろじっくぱらだいすとか、皆さんももしかすると聞いたことのある名前があるかもしれない。

わたしはサイト上にリンクを貼り付ける形で、エンピツという日記サービスを使ってエッセイを書き始めた。
インターネットでの知り合いや友人がフォローして読んでくれて感想をくれていたが、実は私が小学生と知るや否や、みんな驚いていた。

当時、ニュースや情勢を用いて自論を展開するスタイルだったからである。
主に反響があったのは湾岸戦争の記事。
我ながらかしこい。(こういうの懐かしいよね)

わたしはその頃から、調べて自分で考えて、どうするべきなのかという自論を発信していた。
私にとっては友人数人に見せるためと、ただ日記のように書いていただけのものだったけれど、情報収集も文章も稚拙ながら、自分が記者になったような誇らしい気持ちになれる場所でもあった。
これがきっかけで、地元新聞社のこども新聞という企画の第一弾で、社説を書く機会を頂いたりもした。
テーマは「いじめ」のことについて。
今でも親による大量のストックが実家にある。
断捨離してなければ。ある。
あるかな。
自信なくなってきた。


わたしは実は文章が得意ではない。
こんな色々書いといて!!
脳内を整理するために書くことを利用するというほうが正しいのだが、ただただダラダラと書いてしまうことも多いし、到底人様に見せられる類のものではない。

だからここを利用するのも少し葛藤があったわけなのだが、思い返せば私の人生、どの時期もそれぞれのメディアやアプリで言葉を発信してきた。
たまにラジオとかもしてた。
もはや発信すること自体が、精度は低いが趣味なんだろう。
そして信じられないことに、発信を続けているとこの稚拙な文章やわたしの思考回路を好きだと言ってくれる人が毎度現れるのだ。
ファンがついてくれるというのは、考えに共感してもらえる喜びがあったり、私自身の味方が増えた気がする。
下手の横好きだとしても、とても嬉しい。
ちなみに小学生の頃のエッセイでファンになってくれた人とは、いまだにリアルでも交流があったりする。人生は奇なりって本当だね。


ふざけてしまうことのほうが多いけど、それは生来の私の性格ゆえである。
初回なので真面目くさいが、照れもあるので許してほしい。 

なんもおもんない初投稿になってしまった。

そんなわけでゆるくよろしくお願いします。

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女将かなこの日常
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