【旅の思い出】東京旅⑨友人との酔い旅
つづき
東京の旅もいよいよ大詰めである。
昨日はほろ酔いでホテルまで帰りつき、なんとなくこのまま寝てしまいそうな気がしたので、気を奮い立たせてひとまずメイクを落とし、歯を磨いた(えらい)
女の化粧は武装でもある。
武装を解いた瞬間、張っていた何かがすべて切れる。
もぬけの殻とはこのこと〜！！！
と叫びながら(やばいやつ)ベッドにどーーん！と横になり、楽しかった思い出に浸りながら、やっぱりそのまますやすや寝てしまった。
早朝に起きて、ホテルの中にあるジムへ向かう。
さすがに深夜にラーメンを食べた翌日は浮腫があるし、なにより罪悪感がすごい。
それらを払拭するべく、筋トレなりトレッドミル(ウォーキングマシン)なりやろうと思い立ったからだ。
意識高い！！よっ！いい女！！！(自分で鼓舞)
わたし偉すぎやわーってずっと自画自賛しながら、持ってきていた動きやすい服装と靴でエレベーターを降りると、なんとすでに先客がいる。
え、いま朝の4時ですけど…？？？？
よく観察すると、あら？日本人でもない。
外国人の男性が2人、なんだか体を寄せ合ったり見つめ合ったりしながら喋っていた。
あー、これは
ッアー！これは…
アタシお邪魔かもしれない★彡
彼らの世界を尊重し、そそくさと部屋へ帰った。
浮腫はお風呂に浸かって汗を出せばいいや！！
私のホテルジムデビューはこうしてゲイカップルによって未遂に終わった(無念)
部屋へ戻り、お風呂のお湯を溜めてかつてお土産だったはずの醤油漬けになった温泉の素(中身は無事)を入れて汗をかいた。
今日は、長野県に住む友人と東京で合流してお酒をひたすら飲む約束をしているのだ。
こちとら浮腫んでる場合ではない。
女性ならわかってもらえると思うのだが、男友達と会うよりも女友達と会うときのほうがオシャレやメイクなどの見た目に気合いが入る。
朝の支度が終わり、いざ出発！
私がポンコツすぎるせいもあって、友人はわざわざ長野から私が泊まっているホテルのロビーまで来てくれた。
午後のアフタヌーンティー以外なにも決まってなかったので、ひとまず最初に、私が行きたかった新宿伊勢丹のフードの催事に向かう。
私が敬愛する寺井幸也さんの稲荷ずしを買うため。
「天気もいいしさ…これピクニックよくない？？？」
「ハァァァービール飲んじゃおうぜ！！！！！」
ここが日本でよかった。
出会ったときから思いつきで行動することが多かった我らなので、その場で決めることなぞ容易い。
豊洲に大きな公園があることを発見💡
稲荷とともに沢山のクラフトビールを買い、
成城石井でソムタムやタコとセロリのマリネなどおよそ二人分ではない量を買い込んだ。
テンション上がってきた↑↑
ちょうどいいところでベンチ発見！
昼間からアルコール摂取すると、ペース配分がバカになって私はもれなく悪酔いしてしまう傾向があるので
ウコンで乾杯してからのーー
こちらをいただきます
途中、バリキャリ友人は少しの時間zoom会議を始めて、わたしは稲荷寿司を半分ずつにする修行を始める。
会議が終わった友人が笑ってみてくるので、
なんのこっちゃと思ってたら
「いや、かなこ真剣すぎて眉間www」
真剣に稲荷と向き合いすぎて、眉間にシワが寄りまくっていたらしい。
ヤダ恥ずかしい/////
やるなら綺麗に、完璧に仕上げたい。
難しくても私のできる努力はするべき。
誰かが介入していると、わたしは変に真面目なんだなってこのとき思った。
新しい自分を発見した気分である。
たらふく食べてお腹ぱんぱんのまま、
予約しているアフタヌーンティーに向かう。
甘いものは別腹であるが、完全に頭おかしい。
場所は三井ガーデンホテル豊洲プレミアの
ペントハウスというレストラン。
ほかのホテルのアフタヌーンティーと比べて安価で、しかもフリーフローのスパークリングワインがついてくる！(ここ決め手)
鮮魚のカルパッチョや鴨のロースト、スープなどの前菜から始まり、
量のエグいスイーツの数々！
どれも美味しいからびっくりする。
あんなに腹パンだったのに食べられてる自分に。
なんなら甘くて無理〜とか思いながら。
(アフタヌーンティー来るなよの人種)
自撮りに慣れないアラフォーたちはドギマギしながら記念撮影。
もうできあがっとる。
スパークリングワインで乾杯です🥂
話した内容は自分たちの家庭の話、
楽しかった共通の思い出、
仕事の話、
好きなアーティストの話だったり様々！
あっという間の2時間。
仲良くなったのはここ数年なのに
話が尽きずに常に笑ってて
しかも東京で合流するぐらい好きだから、
なんかもっと近くにいたら、一緒に色々やれたのになあって惜しくなってしまった。
いろんな事情で実家の長野県に帰ってしまったけど、彼女は大分県でもやり手の起業家だった。
ホテルを出て、次はなんとナイトバスツアー！
思いつきの旅とはいえ充実しまくっている。
(次で終わりだよ！)
つづく。
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