そば切りの里「本山」と旧中山道
そば切り(現在普通に食べられている蕎麦の形)の発祥地は、中山道の宿場町でもある本山(長野県塩尻市大字宗賀)と言われている。
ここでそばを食べるなら「本山そばの里」。地元のおばちゃんたちがおいしいそばを提供してくれる。
中山道本山宿は街道に対して家屋敷をやや斜めに建てる斜交い(はすかい)屋敷と呼ばれる家並が続く。これは敵の侵入に対する防御策と言われているちょっと変わった建て方だ。
本山宿へは中央本線洗馬駅から旧中山道をたどりながら徒歩45分。日出塩駅らは徒歩30分ほど。このときは洗馬から歩いて本山に向かい、帰りは日出塩駅へと出た。(本数は少ないが2022年現在でもコミュニティバスはある様子)
本山と日出塩の間にある釜之沢には沢に沿う林道下に旧中山道が残っている。ただ、樹木などが生えて散策することはできない。人工的な段があることでそれとわかるだけだ。
これからの季節、冷たいそばがおいしい季節だが、中山道を歩くには秋まで待った方がよいし、一部、交通量の多い国道19号も歩かねばならないところがあるので、交通事故にも気を付けたい。
また、熊の出没情報にも気を配りたい。
※上記の写真及び情報は2014年の時のものです。