上越線塩沢駅に降りて
あてもなく、知らない駅に降りてみることがある。
そこに何かがあるのではと期待もするが、多くは何もなかったりする。
上越線塩沢駅。
初めてこの駅に降り立ったのは2007年、今から約16年前。
この駅には鈴木牧之の生誕の地ということで下車したように記憶している。
江戸期のこの豪雪地帯の冬の生活を記した「北越雪譜」(ほくえつせっぷ)は、この塩沢で生まれた商人、鈴木牧之(すずきぼくし)によって著された。
三国街道の宿場の雰囲気を復活させようと、街道沿いに旧街道の宿場を彷彿させる街並みができて間もないころ。
その後、数度この駅に降りた。
塩沢は越後上布・塩沢紬なども知られているが、その目的は、北越雪譜や鈴木牧之の探求…
ではなく、国道17号沿いにあるおにぎり屋さん。(笑)
さすがに、米どころのおにぎりはうまい。
その店のカレーライスも食べた。
とにかくコメがうまい。
塩沢のコシヒカリは魚沼産でも特に上等らしい。
そしてこのおにぎり屋さんに行く途中にある地元のスーパー(はりまや)にも立ち寄って、地元産の食材なども買った。
このスーパーでお気に入りなのが松屋の野沢菜パン。
松屋というのは、塩沢の山の向こう側にある、やはり豪雪地の津南町にあるパン屋さんだが、信州名物の野沢菜おやきよりも、絶対野沢菜パンの方がうまいと思った(笑)
また訪れたい町塩沢。
おにぎりに野沢菜パンが食べたくなる今日この頃。
北越雪譜よりも食い気が優先してしまう(笑)
※タイトル画像は2018年9月撮影の塩沢駅
下記画像は塩沢駅旧駅舎
※鈴木牧之とは
ということです。
なんか横着しました(笑)