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難読駅名:かむりき
JR篠ノ井線かむりき駅。(長野県筑北村)
果たしてどういう漢字で書くのか。
答えは↓
![](https://assets.st-note.com/img/1725545304-M9SzvDEXoBJF7w2O0jLI83a4.jpg?width=1200)
冠着。
簡単には読めない。
隣の駅が「おばすて」
どういう漢字で書くのか。
姨捨。
反対隣の駅は「ひじりこうげん」
どういう漢字で書くのか。
聖高原。
難読?とはいえないが、
聖高原の旧駅名が「麻績」
これこそ難読駅名だった。
「おみ」と読む。
![](https://assets.st-note.com/img/1725545546-NWiFw3X02pCHgq6TBjxeDMR4.jpg?width=1200)
聖高原といっても、高原の雰囲気はない。
近くに聖高原があるからついた駅名。
冠着、近くに冠着山があり別名姨捨山。
姥捨て伝説をもとにした楢山節考。
そのモデルはここではなく山梨県にあるという。
冠着駅と姨捨駅の間にある冠着トンネル。
約2キロ半の長めのトンネル。
冠着側から、姨捨に向かって25パーミル(1000m進んで高度25m上がる傾斜)の下り坂になっている。
蒸気機関車全盛時代、トンネルが長くトンネル内に滞留した煤煙で運転士が窒息しかねないということから、列車がトンネルに入るとトンネル入り口に垂れ幕を下ろし、列車後方の気圧を下げて煤煙を後方へ送るという作業をしていたという。
その後、トンネル入り口に送風装置が作られ、今でもその装置の遺構が残っているという。
かつては難所中の難所だった冠着。
現在では何の苦労もなく電車が通過していく。
※2018年2月撮影