欧州サッカークラブオーナー 石塚辰八

ポルトガルのサッカークラブ「ペヴィデンSC」を経営しています。 選手の素顔やチームの雰囲気などををゆる〜く書いております。 マスコミやSNSではわからない欧州サッカークラブの「舞台裏」も取り上げています。

欧州サッカークラブオーナー 石塚辰八

ポルトガルのサッカークラブ「ペヴィデンSC」を経営しています。 選手の素顔やチームの雰囲気などををゆる〜く書いております。 マスコミやSNSではわからない欧州サッカークラブの「舞台裏」も取り上げています。

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ポルトガルサッカー4部リーグ所属 ペヴィデンSCの公式スポンサーシップです。 サッカー好きな方ももちろん、 弊クラブの活動指針に賛同していただける方ならどなたでも歓迎しております。 まだ日本でも情報の少ない、海外サッカークラブの運営の裏側をお伝えします。

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クラブ経営の舞台裏

皆さん、こんにちは。Pevidem SCのオーナー、石塚辰八(いしづか たつや)です。 2023年に私はポルトガルリーグに所属するこのクラブの経営権を譲り受けました。自分で言うのも何ですが、日本人がヨーロッパでサッカークラブのオーナーを務めるのは非常に珍しいことであり、自分でもその立場にあると実感しています。 欧州サッカーについては、試合や戦術、文化に関する書籍やネット情報がたくさん存在します。 また、ヨーロッパで活躍する日本人選手や海外の経験を積んでいる指導者も増えてい

    • 【エッセイ】オーナーの1日(試合のある日)

      こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。 堅い話が続いたので、今回はエッセイ形式で、試合のある日の「1日の過ごし方」をお届けしたいと思います。 1日のスケジュール 8:30 起床 サラリーマン時代と比べて、朝は少しゆっくりとしたスタートです。 試合の日は必ずスーツを着用し、ネクタイは「Pevidemブルー」を選んでいます。

      • 3-2. 私達が大切にしている言葉(AiKakeru /アイカケル)

        こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。今日は私が大切にしている言葉「AiKakeru / アイカケル」についてお話ししたいと思います。 AiKakeruとは? 「AiKakeru」は、「Ai」と「Kakeru」を組み合わせた、私が創った言葉です。 元マラソン選手の大迫傑さんの言葉がきっかけ 2020年から2023年にかけて、私生活でさまざまなことがあり、これからどのように人生を歩んでいくべきか深く悩んでいました。 そんな時、東京オリンピックに出場し

        • 3-1. 最初に取り組んだこと(心の整理ノート)

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。前回は欧州クラブ経営に参画するきっかけについてお話しました。今回からはその内容を深掘りしていきたいと思います。 一番初めに行ったこと 2023年2月29日(日)、17年間続いたストライクでの生活が終わりました。毎朝早く家を出て、夜遅く帰るという生活が当たり前だった私にとって、退職後はこれまでと異なるゆったりとした時間が流れ始めました。この時期は自分の好きなことに時間を使える喜びと、今後の予定が全く決まっていない不安が

        • 固定された記事

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          【エッセイ】オーナーの1日(試合のある日)

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。 堅い話が続いたので、今回はエッセイ形式で、試合のある日の「1日の過ごし方」をお届けしたいと思います。 1日のスケジュール 8:30 起床 サラリーマン時代と比べて、朝は少しゆっくりとしたスタートです。 試合の日は必ずスーツを着用し、ネクタイは「Pevidemブルー」を選んでいます。

          【エッセイ】オーナーの1日(試合のある日)

          3-2. 私達が大切にしている言葉(AiKakeru /アイカケル)

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。今日は私が大切にしている言葉「AiKakeru / アイカケル」についてお話ししたいと思います。 AiKakeruとは? 「AiKakeru」は、「Ai」と「Kakeru」を組み合わせた、私が創った言葉です。 元マラソン選手の大迫傑さんの言葉がきっかけ 2020年から2023年にかけて、私生活でさまざまなことがあり、これからどのように人生を歩んでいくべきか深く悩んでいました。 そんな時、東京オリンピックに出場し

          3-2. 私達が大切にしている言葉(AiKakeru /アイカケル)

          3-1. 最初に取り組んだこと(心の整理ノート)

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。前回は欧州クラブ経営に参画するきっかけについてお話しました。今回からはその内容を深掘りしていきたいと思います。 一番初めに行ったこと 2023年2月29日(日)、17年間続いたストライクでの生活が終わりました。毎朝早く家を出て、夜遅く帰るという生活が当たり前だった私にとって、退職後はこれまでと異なるゆったりとした時間が流れ始めました。この時期は自分の好きなことに時間を使える喜びと、今後の予定が全く決まっていない不安が

          3-1. 最初に取り組んだこと(心の整理ノート)

          2. 欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。前回までの自己紹介で、私のバックグラウンドについてお伝えできたと思います。  今回は「欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ」についてお話しします。 50歳を前に、人生を振り返る 2022年、私は49歳で、まだストライクに在籍していました。よくある話かもしれませんが、50歳を目前に控えた頃、改めて自分の人生を振り返りました。         •       何のために働いているのか…         •     

          2. 欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ

          1-6. 自己紹介(上場企業で学んだこと)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚辰八です。前回は信金中央金庫での仕事ぶりやM&A業務を通じて学んだことをお話ししました。 今回は32歳の時に転職した株式会社ストライク(東証プライム市場 上場)で経験したことをお話ししたいと思います。 経営者のよき理解者になる 信金中央金庫は全国組織。信用金庫のネットワークを活かして様々な仕事ができますが、大組織であるが故に機動性が欠けていました。一方、ストライクの従業員数は8名(当時)。規模は小さいですが公認会計士の有資格者や

          1-6. 自己紹介(上場企業で学んだこと)

          1-5.自己紹介(M&Aでスキルを磨く)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚辰八です。前回までは学生時代のお話しをしてきましたが、今回からはいよいよビジネス編。私がどのようなキャリアを歩んできたかをお伝えします。 調査統計業務で数字を読む力を養う 信金中央金庫に就職して最初に配属されたのは「総合研究所」でした。 業界のシンクタンク的な役割を担った部署で、同期入社の仲間たちが営業店、市場運用部、外為センターなどに配属される中、私は第一希望の部署に配属されて大変幸運でした。なぜここを第一希望にしたか、、、そ

          1-5.自己紹介(M&Aでスキルを磨く)

        記事

          2. 欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ

          こんにちは。Pevidem SCオーナーの石塚辰八です。前回までの自己紹介で、私のバックグラウンドについてお伝えできたと思います。  今回は「欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ」についてお話しします。 50歳を前に、人生を振り返る 2022年、私は49歳で、まだストライクに在籍していました。よくある話かもしれませんが、50歳を目前に控えた頃、改めて自分の人生を振り返りました。         •       何のために働いているのか…         •     

          2. 欧州サッカークラブの経営に参画するきっかけ

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          【欧州サッカーのリアル】ベンフィカ戦の舞台裏

          2024年10月19日にカップ戦でSLベンフィカと戦いました。 その舞台裏をお送りします。 ちなみにベンフィカの会長はルイコスタ氏。試合はもちろんですが、隣に彼が座っていて興奮しました(^^)

          【欧州サッカーのリアル】ベンフィカ戦の舞台裏

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          1-6. 自己紹介(上場企業で学んだこと)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚辰八です。前回は信金中央金庫での仕事ぶりやM&A業務を通じて学んだことをお話ししました。 今回は32歳の時に転職した株式会社ストライク(東証プライム市場 上場)で経験したことをお話ししたいと思います。 経営者のよき理解者になる 信金中央金庫は全国組織。信用金庫のネットワークを活かして様々な仕事ができますが、大組織であるが故に機動性が欠けていました。一方、ストライクの従業員数は8名(当時)。規模は小さいですが公認会計士の有資格者や

          1-6. 自己紹介(上場企業で学んだこと)

          1-5.自己紹介(M&Aでスキルを磨く)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚辰八です。前回までは学生時代のお話しをしてきましたが、今回からはいよいよビジネス編。私がどのようなキャリアを歩んできたかをお伝えします。 調査統計業務で数字を読む力を養う 信金中央金庫に就職して最初に配属されたのは「総合研究所」でした。 業界のシンクタンク的な役割を担った部署で、同期入社の仲間たちが営業店、市場運用部、外為センターなどに配属される中、私は第一希望の部署に配属されて大変幸運でした。なぜここを第一希望にしたか、、、そ

          1-5.自己紹介(M&Aでスキルを磨く)

          1-4. 自己紹介(就職と就社の違い)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚辰八です。 これまで小学校から高校までを振り返るとともに、サッカーを始めたきっかけなどをお伝えしてきました。 今回は大学時代や就職活動などについてお話ししようと思います。 マーケティングの基礎を学ぶ 高校を卒業し、私は中央大学に進みました。自営業だった父の影響もあり「いつか経営者になりたい」と考えていたので、商学部 経営学科を選択しました。 とはいえ、学生時代から起業しようといった考え(知恵も勇気)はなく、大学の授業を受けて、

          1-4. 自己紹介(就職と就社の違い)

          1-3. 自己紹介(サッカーを始めたきっかけ)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚です。今回は私がサッカーを始めたきっかけや学生時代の話をしようと思います。 坊主が嫌だったから、サッカーを始める!? 少林寺の全国大会で結果を残していましたが、中学に入って、部活をどうするか考えていました。そんな時、一緒に少林寺を習っているS君からサッカー部への誘いを受けました。当時、週刊少年ジャンプで連載されていた『キャプテン翼』が人気だったこともあり、私は喜んでS君の提案を受けました。 (私は翼くんや岬くんのようなつもりでプ

          1-3. 自己紹介(サッカーを始めたきっかけ)

          ジャイアント・キリング!!!(スタッフ前原の奮闘記)

          ポルトガルで最も熱い戦いが始まる スタッフ前原です。 先週土曜日、僕たちのホームスタジアムでタッサ・デ・ポルトガル(※)が開催されました。 対戦相手はCSマリティモ。 2部リーグ所属(僕たちは4部)の名門チーム。日本代表の前田大然選手がかつて所属したチームとしても知られています。 本拠地はマデイラ島のフンシャルという都市で、あのクリスティアーノ・ロナウド選手の出身地としても有名です。 大会初戦で、リーグのカテゴリーが2つも上のチームと対戦するのは何とも言えませんが、サッ

          ジャイアント・キリング!!!(スタッフ前原の奮闘記)

          1-2.自己紹介(少林寺との出会い)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚です。 私には学生時代にお世話になった恩師が3人います。1人目は小学校の時に少林寺拳法でお世話になった伊藤昌昭先生、2人目は中学校のサッカー部の顧問だった片倉義博先生、3人目は大学のゼミの教授である三浦俊彦先生です。 今日は、わんぱくだった小学生時代についてお話ししたいと思います。

          1-2.自己紹介(少林寺との出会い)

          スタッフの1日 /現地コミュニケーション編(スタッフ前原の奮闘記)

          Olá! ペヴィデンSCスタッフの前原です。 今回は、私たちペヴィデンがどのように地域社会と関わり合い、 そしてクラブを支えている現地スタッフとのコミュニケーションについてを紹介します! クラブ運営って、サッカーの試合だけじゃないんです。 毎日の仕事はもちろん、地域の人たちとの関わりや、クラブのスタッフとの協力がめちゃくちゃ大事なんです。 そんな僕たちの裏側、ぜひ読んでみてください! 地元企業と盛り上げる!

          スタッフの1日 /現地コミュニケーション編(スタッフ前原の奮闘記)

          1-1. 自己紹介(幼少期)

          こんにちは。PevidemSCオーナーの石塚です。今回から、欧州クラブの舞台裏について、お話ししていきたいと思います。 まずは、私自身について知っていただくために、自己紹介をさせていただきます。 1973年生まれの51歳(2024年9月時点)、東京都出身です。名前は「辰八」と書いて「たつや」と読みます。私は商売人の一家に生まれました。父は孝八(こうはち)、叔父は金八(きんぱち)と、男の子にはすべて「八(末広がり)」をつける習慣があるほどの商売一家でした。 父から学んだ商売

          スタッフの1日 /生活編(スタッフ前原の奮闘記)

          Bom dia!ポルトガルのサッカークラブ「ペヴィデン」運営スタッフの前原です。 今日は、私が「現地でどんな毎日を過ごしているのか」をざっくばらんに書かせていただきます!

          スタッフの1日 /生活編(スタッフ前原の奮闘記)

          クラブ経営の舞台裏/目次

          クラブ経営を充実させることは、ピッチ上での戦術や選手のパフォーマンスを上げることと同じくらい重要であり、複雑なプロセスです。華やかな試合やスター選手の活躍の裏には、クラブの存続と成功を支える多岐にわたる経営判断があります。 2024年8月28日に記載した通り、このnoteで私の経験を皆さんに伝えていきます。欧州サッカークラブの経営の「リアル」がここにあります。noteで言語化することで、私も自分自身を振り返り、成長していきたいと思っています。 このnoteの記事が、皆さんの