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無理ゲーをやらされ、クリアできなければ処分されるという公務員の実態

昔はゲームの難易度調整が難しく、どんなにゲームが得意な人でもクリアできない「無理ゲー」と呼ばれるものがたくさんありました。ドラゴンクエストで例えるなら、キャラクターをある程度までしか強くできないのに、最後までクリアしろというようなゲームです。
さて、私たちの住む社会にも、クリアが難しい「無理ゲー」のような状況が生まれているようです。特に、今回のニュースで取り上げられていた自治体の事例は衝撃でした。

生活保護費830万円多く支払った区役所職員を減給処分「書類の量に圧倒され、苦手なことを後回しに」(京都新聞)
#Yahooニュース

生活保護費の誤払いを理由に、職員の方が減給処分になったというニュースです。記事によると、職員の方一人だけで処理しなければならない書類の量が膨大で、明らかに一人でこなせる仕事量ではなかったとのことです。
人事担当の方々はどう思っていらっしゃるのでしょうか。職員の数を増やさずに、膨大な仕事をこなせと言うのは、現実的ではないように思います。まるで、分身術を使えと言われているようなものです。
このような状況は、職員の方だけでなく、私たち市民にとっても大きな問題です。行政サービスの質の低下につながりかねません。
一人ひとりの仕事量を考え、無理のない範囲で業務を割り振るなど、改善策を講じる必要があるのではないでしょうか。

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