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お前がいなくても問題ない!←嘘です

「お前の代わりなんていくらでいるんだ、ちゃんと働けないならいなくなれ!」
こんな言葉を、いまだにどこかで耳にすることがあるのでしょうか。私もかつて、似たようなことを上司から言われ、しばらく仕事を休んでしまったことがあります。
本当に、私のことをいなくても会社は回るのでしょうか?
まず、私がいなくなっても、すぐに私の代わりが見つかるはずがありません。人事異動の時期まで待つ必要があり、その間は誰かが私の仕事を代わりにしなくてはなりません。
そして、新しい人が入っても、すぐに仕事に慣れることは難しいでしょう。まったく違う仕事をしていた人が、いきなり私の仕事を完璧にこなせるはずがありません。
実際に、私が休んだ後、仕事は滞り、上司は取引先へ謝罪のメールを大量に送ることになりました。さらに、私のミスではないのですが、契約書に大きな間違いがあり、取引が白紙になる寸前までいったという事態も起こりました。もし私が残っていたら、責任の一端を負わされていたかもしれません。
その後、私の後に入った人も、会社のブラックな労働環境に耐えきれず、すぐに辞めてしまいました。
それでも、会社は「私がいなくても大丈夫」と言えるのでしょうか。

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