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退職代行業者の流行を憂えながらも強く支持します

最近、退職代行サービスが流行っているそうですね。会社を辞めたいのに辞められない、そんな人が増えているなんて、とても残念なことです。
私自身も何度か会社を辞めた経験がありますが、自分から会社に退職の意思を伝え、手続きを進めるのは、とても勇気のいることでした。それでも、社会人として当然の責任だと思い、何とか乗り越えました。
確かに、退職の手続きは面倒ですし、気が進まないのもよく分かります。でも、だからといって、簡単に退職代行サービスに頼ってしまうのは、少し違うように感じます。
私自身は、退職代行サービスを利用する人が増えている背景に、2つの大きな問題があると考えています。

  1. 自立心の低下
    一つ目は、自分自身で問題を解決しようとする力が弱まっていることです。昔は、何か問題があれば、自分自身で考え、行動し、解決しようとする人が多かったように思います。しかし、今の時代は、何でもかんでも人に頼ったり、サービスを利用したりすることが当たり前になってきているように感じます。

  2. 会社のマインドコントロール
    二つ目は、会社が従業員を過度に束縛していることです。辞めたいという従業員の意思を尊重せず、さまざまな理由をつけて退職を認めない会社があるのは、とても問題です。
    「後任が見つかるまで辞められない」「辞めると損害賠償を請求される」など、まるで会社が従業員を所有物のように扱っているかのようです。
    会社は、従業員に給料を払っているから何でもしていいというものではありません。
    従業員は、会社と労働契約を結んで働く対等な関係にあるはずです。会社は、従業員が安心して働ける環境を提供する責任があります。
    退職代行サービスがこれだけ流行っているということは、日本の会社が抱えている問題の深刻さを物語っていると言えるでしょう。
    私は、一人ひとりが自分の力で問題を解決し、自分の人生を切り開いていくことができる社会になってほしいと願っています。
    そのためには、会社も従業員も、お互いを尊重し、よい関係を築くことが大切です。

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