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学歴厨に一撃を加えた立命館大学の国家公務員総合職合格者増

私の周りにも、学歴をとても重視する方がいらっしゃいます。いわゆる「学歴厨」。誰かについて話す機会があると、『その人はどこの大学を出たの?』と尋ねられることが少なくありません。やはり、多くの方が学歴を気になさるのだと感じます。
昔は、サンデー毎日などの雑誌に東大、京大、東北大といった有名大学の合格者の名前がずらりと掲載されていたり、地方新聞でも有名高校や大学の合格者が大々的に発表されていたりしていました。むしろ、名前が掲載されることが名誉なことだと考えられていた時代でした。誰も異議を唱える人はおらず、当たり前のことのように受け止められていたのです。
ところが最近、興味深い出来事がありました。国家公務員のキャリアの総合職の合格者ランキングで、なんと立命館大学が上位にランクインしたというニュースを見たのです。https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=3666

国立大学や早慶といった有名大学が数多くある中で、立命館大学が上位に食い込んだことは、学歴厨にとって大きな驚きだったのではないでしょうか。
私は、この出来事が学歴社会が少しずつ変化していく兆しなのではないかと期待しています。なぜなら、学歴はあくまで18歳時点での受験勉強の成果を示すものであり、必ずしもその人の能力や価値を測るものではないからです。
今後は、学歴だけでなく、多様な能力や経験が評価される社会になってほしいと願っています。

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