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労働時間が短いと怠け者って、いつの時代の話ですか

最近では以前ほど問題視されることは少なくなりましたが、いまだに「長時間労働は良いことだ」「短時間労働は怠け者だ」といった、いささか理解しがたい価値観を持つ方が多くいらっしゃることに驚かされます。
私はそのような考え方は到底受け入れることができず、ある程度は歩み寄りの姿勢を見せようとはしますが、根本的な部分では諦めています。なぜなら、そのような方々との間には、あまりにも大きな価値観の相違があるからです。
以前、家族の世話や病気療養のため一時的に労働時間を短縮したことがありました。その際、私の部下であった若い男からセクハラを受け、さらに「仕事もせずに怠けているのだから、セクハラされても当然だ」とまで言われたのです。私自身は異動などですぐにその状況から抜け出すことができましたが、もしそうでなければ、この男性のような人物に利用され、不当な扱いを受けていたかもしれません。
「労働時間が短い者は怠け者だ」という考え方は、もはや令和の時代には通用しない価値観です。少なくとも、現代の企業経営者や国家指導者は、そのような考え方を公然と表明することはないでしょう。
このような間違った価値観を持つ人物は、二度と関わってはいけません。そして、このような価値観で生きている限り、彼の下で働く人々は必ず不幸になるでしょう。
犯罪や非行の撲滅も重要ですが、私は、このような間違った思想を一刻も早く社会から根絶したいと考えています。

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