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【ゲーム感想】「龍が如く極」龍の伝説の始まり
こんばんは、椎名haruです。
今回は、「龍が如く極」の感想を書き綴っていきます。
※龍が如く他作品のストーリーの核心に触れる内容はありませんが、「○○とは長い付き合いになるよね」のようなふわっとしたネタバレ(~6までの情報)はあるためご注意ください。
<私の「龍が如くシリーズ」遍歴>
・0、極、極2、3→プレイ済
・4~6、維新→実況動画視聴済
・推し:桐生一馬、真島吾朗、秋山駿
・龍が如くのカラオケが大好き
・念願のプレイ
数年前から龍が如くシリーズのファンだったのですが、プレイ環境がなく自身でプレイできずにいました。
そしてついにPS5を入手!(この時点でストーリーの記憶は薄れていました)
「極→0→極2」の順が一番美しいと思っているので、まずは極をプレイすることに。
前半では、本編で特に印象に残ったシーンについて、後半ではサブ要素について話していきます。
ストーリー本編
・龍の物語が始まる
由美ちゃんを堂島組長に攫われて始まる龍が如く。
傍から見ると何故弥生姐さんがこの人を選んだのか理解不能ですが、昔はもっと良いところがあったのでしょうか…笑
ここで桐生ちゃんは錦の罪を代わりに背負う選択をしますが、それは錦にとって良い選択だったのか、クリアした後でも難しいなと思います。
・10年ぶりの神室町
神室町に戻ってきた桐生ちゃんは、真島の兄さん(以下兄さん)と再会。
その後ユウヤ、一輝、伊達さんにも出会います。
彼らはこの後長い付き合いになる、数少ない信用できる人たちなので大好きです。
特に伊達さんとだんだん相棒感が出てくる感じが好きですね。
・遥ちゃんとの出会い
桐生ちゃんの人生において大きな存在となる遥ちゃんとの出会い。
そして、有名な「死にてぇ奴だけかかってこい!」のシーン。
前者は警察に呼び止められてとっさにあのアドリブが出来る遥ちゃんが凄すぎるし、後者は桐生ちゃんがかっこよすぎる。
どちらも思い入れのあるシーンです。
・変わってしまった錦山
桐生ちゃんの物語が進むにつれ、錦山の過去もプレイヤー目線ではわかっていきます。
妹のために身を削る錦を見るのがつらくてつらくて…
風間さんが素晴らしい人なのはわかった上で、錦のことをもうちょっと気にかけてやれなかったのか…とやるせない気持ちに。
そもそも桐生ちゃんと由美ちゃんは名前で呼ばれているのに対し、錦は…という時点で、不平等さは感じてしまいますね。
・親しい人たちの死
シンジと麗奈も、物語の道中で死んでしまいます。
シンジは本当にいい弟分です。
10年経っても変わらず慕ってくれるし、何よりかわいい。
なんでこんないい奴そうなのに極道の道に進んだんだよ…と思いますが、0でそこについて触れられていますね。
麗奈がいなくなったのもかなり寂しい。
後のシリーズでセレナに訪れるたび、「あぁ、ここに麗奈はいないんだ…」と悲しくなります。
錦に情報を流してはいましたが、個人的には憎むことができません。
いつ行ってもそこに麗奈がいる、それだけで私は安心できたので。
桐生ちゃんがどう思っているかはわかりませんが、きっと憎んではいないでしょう。
・桃源郷
兄さんファンとして、このシーンについては語らないとですね。
「イイ音 聞かせろや!」と桃源郷に突っ込む兄さん。
破天荒すぎます、大好きです。
その後女性を人質にとって、素直な返答を聞き開放するシーンまで含めて、真島吾朗の魅力が詰まっていると思います。
・親父、風間新太郎
ストーリー終盤、嶋野との対戦後のシーンです。
桐生ちゃんの
「俺にとっちゃ… 親っさんが本当の… 本当の… 親父でした…!!」
に涙腺崩壊を禁じえません。
このように感情的に泣く桐生ちゃんを見れるのは珍しいのではないでしょうか。
黒田さんの名演技に拍手ですね。
桐生ちゃんが人を殺めてしまうのは嫌、という思いはありつつ、とどめを刺しておかないから…!と思うことが多々あるため、複雑な感情になってしまいます。
・兄弟
ついに再開した兄弟との闘い。
桐生ちゃんと比較して劣等感を持っていた錦ですが、ラスボスにふさわしい格を持った漢だと思います。
そして、「最後のケジメくらい、俺につけさせろや」と発砲する錦。
私の中で、錦史上一番かっこいいシーンだと思います。
死に際が一番、というのは何とも切ないですが…
そして由美ちゃんとの別れ。
愛を伝えるのがあまりにも遅すぎるよ桐生ちゃん…
遥ちゃんは本当に強い子です、本当に。極の中で一番最低な人間である神宮の血を継いでいるのに、こんなにいい子に育っていて凄いと思います。
最後の伊達さんの「かけがえのねえものを守り続けろ!!」も好きですね。
サブ要素
・どこでも真島
極ならではのサブ要素と言えばこれ!
兄さんファンにとって最高な要素です。
特にお気に入りは「そこの桐生ちゃん止まりなさい」
他のどこでも真島ももちろん面白いですが、これは個人的に群を抜いていると思います。
本編との差に風邪をひいちゃいますね。
イベントは面白いのですが、戦闘は大変…。
上限まで因縁ゲージは上げましたが、後半は本当に会いたくなかったです笑。
特に、モブに強制的に話しかけられて勝手に乱入してくるやつは、避けようがなく正直嫌でしたね。
兄さんのことは好きだけど、今じゃない!!ってなります。
・カラオケ
龍が如くといったらカラオケ!
私の中では第二のメインコンテンツです。
カラオケのない龍が如くは龍が如くとは言えない、と思っているほどカラオケが大好きです。
どの曲もこだわって作ってあって好きなので、ちゃんと全曲歌えるまで聴き込んでいます。
極で特に好きなのは以下の3曲。
「ばかみたい」
龍が如くといえばな曲ですね。
他の人ver.もありますが、やっぱり桐生ちゃんが一番です。
秋山ver.も好きですけどね(山寺宏一は神)。
「TONIGHT」
桐生ちゃんと錦のことを歌った曲。
黒田さんの優しい歌声が悲しさを引き立てていますね。
ムービーで昔の映像が流れるのもいいポイントです。
(若かりし頃の3人かっこよすぎませんか!?)
エンディングを観た後に聴くと思わず泣けてしまいます。
「オトメタル my life」
龍が如くのカラオケと言ったら合いの手!
この曲は合いの手も覚えるくらい聴きました。
迫真の「遥が好きだぜ~!!」が最高です。
サブストーリー以上にぶっ飛んでていいですよね。
・ポケサー
桐生ちゃんが一番幸せそうな顔をするのがポケサー。
「俺の、勝ちだー!!」と車を掲げる桐生ちゃんが微笑ましいです。
兄さんが参加してくれるのも嬉しいですね。
ポケサーファイターのストーリーも結構好きです。
ポケサー関連のサブストーリーはかなりボリュームがあるので、公式も気に入っているのがわかります。
・サブストーリー
本編のシリアスさから一変、桐生ちゃんがポンコツになるのがサブストーリー。
このポンコツ具合がたまらなく好きです。
個人的には、サブストーリーも含めて本編だと思っています。
ナンバリングを超えて繋がっているサブストーリーもありますしね。
極でお気に入りなのは「ちょいワルおやじ」。
桐生ちゃんと伊達さんと花屋がインタビューに答えるサブストーリーです。
このおじさん達なにやってんだ…?と思わせてくるこのサブストーリー。
しょうもないことで互いに張り合っている様子が面白くて好きです。
・まとめ
極はザ・龍が如くという感じで、初めて龍が如くに触れる人にとてもいい作品だと思っています。
初めてSwitchに移植されたタイトルが極なのも納得です。
その後も付き合いのある兄さん、伊達さん、ユウヤ、一輝、冷麺さん(柏木さん)のことも描かれていますし、カラオケもありますしね(これ重要)。
時系列だけで見ると0→極→極2の順ですが、極で今の桐生ちゃん達を知ってから0をやる、という流れが一番美しいと思っています。
タイトル画像出典