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【ゲーム感想】「Xenoblade2」伝説の地、楽園へ(前編)
こんばんは、椎名haruです。
3/20に「XenobladeX Definitive Edition」が発売されるということで、
今回は「Xenoblade2」の感想を書き綴っていきます。
とても長くなりそうなので、前後編の二回に分けて書いていきます。
※「Xenoblade DE」のネタバレも含みます
以前書いた「XenobladeDE」の感想はこちら↓
本編
第一話 出逢い
最初に感じたのが1との世界観の違いです。
唯一名残を感じたのがアルス(巨神獣)ですね。
シュルクと比べてレックスが普通の少年にしか見えないのが不安要素でしたが、1が神ゲーだったので期待を持ちつつストーリーを楽しむことにしました。
そして辿り着いたのはアヴァリティア商会。
着いた瞬間、曲がかっこよすぎてほれ込みました。
バーン会長の依頼を受けてからホムラと出会うまで怒涛の展開。
ニアとビャッコは多分いい人、ホムラは可愛い、じっちゃんはかっこいいという漠然な印象だけが頭に残りました。
この時点での最推しはビャッコ。
執事感がめっちゃ好きです。
そして第一話が終了します。
そこで黒背景に白文字で表示される、「第一話 出逢い」の表記。
この小説を読み進めているような雰囲気がとても刺さりました。
言語化は難しいですが、なんとも言えないエモさがあります。
毎回章が変わるごとにこのシーンを楽しみにしていました。
第二話 機械仕掛けの人形
シン、メツから逃げて辿り着いたグーラ。
じっちゃん死んじゃうの!?と目をうるうるさせていると、可愛くなって再登場。
涙返してよじっちゃん!
森林を抜けると、開けた平原に。
曲がとてもかっこよく、初めてガウル平原に足を踏み入れたときの感動を思い出しました。
トリゴの町の曲や雰囲気もよく、一瞬でグーラが大好きに。
その後クエスト消化やハナちゃんの強化のために何度もこの町に訪れたため、最終的には1番落ち着く町になりました。
そしてカグツチに追われ、トラと出会います。
一目見た瞬間、その可愛さにほれ込みました。
仲間になってくれて本当に嬉しかったです。
ハナちゃんもとても可愛く、パーティーが一気にふわふわな雰囲気に。
ニアはお別れをしようとしていましたが、なんだかんだで一緒に行くことになって良かったです。
第三話 戦
インヴィディアに飲み込まれ、ヴァンダムさんに出会います。
レックスに色々教えを与えてくれたため、漢気溢れる良い師匠という印象でした。
後に傭兵団のクエストのために何度も訪れることになるフレースヴェルグの村。
曲もいいし、村の奥に立っている木が美しくて素敵な場所でした。
そしてジーク&サイカと初対面。
盗み聞きされていたため新たな刺客かと思いましたが、BGM的に悪いやつじゃなさそうです。
余談ですが、関西弁+眼帯+極を見て思ったことがあります。
ジークの作者「龍が如く」好きでは…?
私が如く脳なだけかもしれませんが、ふと思ってしまいました。
話は進み、メツ&ヨシツネとの戦いへ。
レックスたちのピンチに、ヴァンダムさんがブレイドを体に刺して立ち向かいます。
なんで出会ったばかりのレックスたちのために命はれるんや…漢すぎるよヴァンダムさん…
生きていると信じながら進めます。
後から思い直すと、スザクがコアクリスタルに戻っているのでこの時点で亡くなっていることはわかるのですが…
この時は気が動転していてそれに気づかず、生きていてほしいと願っていました。
そして今度こそ危ない!と思ったその時。
ホムラの姿が変化します。
ここで流れる「Counterattack」が本当に本当にかっこよすぎました。
ヒカリの攻撃で、ヨシツネのブレイドカムイが死んでしまいます。
つらそうなヨシツネに少し心を痛めましたが、お前も人やブレイドの命奪おうとしてきたんだぞ?とも思いました。
戦いが終わり、生きていると願っていたヴァンダムさんが死んでしまったことを悟ります。
まさかプレイヤーキャラであるヴァンダムさんが死ぬとは思ってもいませんでした。
しかし、1のことを思い出し思い直しました。
1のフィオルンもプレイヤーキャラなのに一度死んだことを。
Xenobladeはプレイヤーキャラだろうと死ぬ可能性があると心に刻むことにしました。
第四話 天の聖杯
船に乗ってスペルビアへ。
インヴィディアの美しい雰囲気も大好きでしたが、かっこよく力強いスペルビアの雰囲気もまた違った良さがありますね。
スペルビアの宿で温泉に入る女性陣。
ヒカリがニアの体を見て何かに気づきます。
見てた位置が胸当たりであったため、ニアはブレイドなのではないか?と推測しました。
メツのようにブレイドがドライバーになることも可能なようですしね。
すると、トラのお父さんタテゾーさんとお爺さんセンゾーさんが作っていたキクが登場します。
そして、二人が襲われたシーンの回想が流れます。
そこで出てきたのは水色のノポン。
…ムイムイじゃねーか!
どこからどう見てもムイムイでした。
そして、流れでメレフと共闘することに。
カグツチもメレフも美しくかっこよくて好きだったため、共闘できるのがとても嬉しかったです。
亀ちゃんことジークたちと戯れた後、人口ブレイドを作っている工場に辿り着きます。
バーン会長に操られている中、その制御を破って
「私のご主人様はセンゾー博士とタテゾー博士ですも」
というキクに泣かざるを得ませんでした。
その後、ハナちゃんがキクを姉様と呼ぶのも好きです。
そしてハナちゃんがJKモードに。
愛着があるのはもちろんJSモードですが、JKモードもとっても可愛くて最高でした。
工場の外に向かうと、そこにはサタヒコ&ベンケイが(名前かっこいい)。
そこにメレフが駆けつけてくれます。
本当にこの二人はかっこよくて大好きです。
ヒカリ、ファンちゃんの力によって追い詰めると、彼らは一度退散を選択します。
その時のずっとチャラチャラしてたのに、いざという時はしっかりしてるサタヒコが個人的に刺さりました。
第五話 軛
いきなり回想シーンから始まる第五話。
そこには噂に聞くアデルや現代では凍っているラウラ、今とは違うシン、カグツチ、ヒカリの姿がありました。
ファンちゃんがカスミと呼ばれていたり、シンも含めて仲良くしている様子は、現在しか知らないプレイヤーとしては疑問だらけの映像でした。
そしてレックスの故郷、イヤサキ村に到着。
温かいBGMに心が穏やかになりました。
レックスのパートナーと両親に紹介されて嬉しそうなホムラがとても可愛いですよね。
その後のコルレルおばさんとの会話も、それをカグツチが聞いてるのも、「なんかいいなぁ、、」としみじみしました。
イヤサキ村をたつと、ジークと再会します。
ただ者では無さそうだと思っていましたが、まさか王子とは!
ジークが普段おちゃらけてるのに、真面目モードだとイケボになるのがとっても好きです。
この時点で推しはメレフとジークになりました。
そして着いたのはアーケディア。
美しく荘厳な場所ですが、人間離れした空気感を感じて怖さもありました。
マルベーニと謁見した際のマルベーニに重なるメツの影も、不気味で怖かったです。
騒動を聞きつけテンペランティアへ。
ここのアルス兵器上での戦いが、このゲームの中で一番苦戦しました。
この時点までチェインアタックの仕組みを全く理解しておらず、適当に戦っていたのですが…
どうにも勝てないため学ぶことに。
始めは理解に苦しみましたが、何とか理解して勝利することが出来ました。
この後、試行回数を重ねるごとに理解度が上がり、最終的にはチェインアタックを出すのがとても楽しくなったため、このタイミングで学ぶことが出来て良かったと思います。
そして、シンと共にヒカリ達がメツと戦っていたこと、シンもブレイドであることなど、次々レックス達に新たな情報が降り注いできます。
仮面を外したシンの表情があまりに悲しそうで、純粋な悪とは違うように思えました。
ファンちゃんを剣で貫いたあとも表情が悲しい…
そしてファンちゃんとラウラを重ねた描写がされます。
この描写から、シンの悲しそうな表情の理由はラウラを失ったことであろうと推測しました。
そんな中、ある一つの疑問が浮かびました。
ブレイドであるファンちゃんが、死んでしまったはずなのにコアクリスタルに戻ってないことです。
これまでにこのような例は見たことがなかったため、不思議でなりませんでした。
第六話 傷
ラウラとシンの出会いの回想シーン。
シンにとって、ラウラが大切なドライバーだったことがわかりました。
回想が終わると、インヴィディアとスペルビアの和平のための会議が始まります。
インヴィディア側からとてつもない怒号が降り注ぐかと思いきや、意外にも静かな話し合い。
両陛下共に聡明だと感じました。
見た目から予想するにネフェルはかなり若そうですが、未熟さを全く感じさせない雰囲気で凄いですよね。
ジークがこういうかしこまった場ではちゃんとしてるのが、ギャップがあって大好きです。
会議が終わり、ファンちゃんの国葬が行われます。
そこで私も疑問に思っていたファンちゃんがコアクリスタルに戻らない件について触れられました。
マンイーターではないのにコアクリスタルに戻らないのは何故…?
最後にヒカリが「まるで誰かにコアをうばわれたかのように、ね」と意味深な言葉を発します。
そして、マルベーニが映ります。
もしやファンちゃんのコアクリスタルを奪ったのはマルベーニ…?
胡散臭いやつだけど敵にも見えないな、と思っていましたが、悪い人説が浮上してきました。
話は進んで、バーン会長との戦い。
バーン会長の自爆から、とっさの判断でみんなを守るネフェルがかっこよすぎました。
敵であるはずのスペルビアの皇帝から身を挺して守られてしまっては、インヴィディア側も怒るに怒れないですよね。
え、ほんとに死んじゃったの…?と思っていると、ワダツミがコアクリスタルに。
これで死を悟ります。
ネフェルに駆け付けたメレフが、陛下ではなくネフェルと名前で呼ぶのを見て、
皇帝と特別執権官である以前に、家族だもんね;;
と涙腺が崩壊してしまいました。
二人の様子に涙していると、ニアとビャッコが何かをしようとしていました。
そして映ったのは、姿の変わったニアと見たことのない能力。
予想通り、ニアはブレイドでした。
その後ネフェルが、メレフがレックス達と旅をしたいことを見抜き、その背中を押してあげるのがとても良かったです。
この二人の関係、いいですよね。
そして、いざジークの故郷ルクスリアへ。
アーケディアは美しさの中に怖さがありましたが、ルクスリアは美しさの中に悲しみを感じました。
玉座に着くと、なぜか囚われてしまう彼ら。
どうするんや…?と思っていると、トラとメレフから解決案の提示が。
玉座に着く前にメレフとトラがこそこそ話していた理由がわかりました。
メレフが王宮の違和感に気づいてるの、さすがすぎますよね。かっこいい!
ジークとハナちゃんのおかげで間一髪消滅を免れたホムラですが、そのせいでゲンブが深海に潜ろうとしてしまいます。
サンクトスチェインの元に着き、問題は解決したかと思いきや…
そこにヨシツネたちが現れました。
この戦闘時にシンが発した言葉が、イーラ(DLC)プレイ後に見返した際、心にぐさっときました。
「傷だらけだな…。今頃気付いたのか?自分のブレイドがこれ程傷ついているのに…。お前は、自分しか見えていない。お前は…愚かだ。愚かで、哀しい程…、憐れだ。」
なぜそう思ったのかは言語化が難しいのですが、ラウラとの時間があったからこそ出てきた言葉である気がして、無性に悲しくなりました。
余談ですが、第五・六話にかけて、じっちゃんの存在感が無さすぎですよね。
じっちゃんが話せばもっと状況が分かりやすくなりそうな気がしますが、それをすると話が面白くなくなっちゃうからかな…と飲み込むことにしました。
第七話 新たなる剣
自分には対抗する力がないとその場を去ろうとするレックスに、ニア、カグツチ、ハナちゃんが本気で怒ってるのがとても好きでした。
ハナちゃんが泣きながら思いの丈を伝えるのずるいです、もらい泣きしました。
可愛くてしっかりしているハナちゃん、大好きです。
ルクスリア王により、第三の剣の存在が発覚します。
剣のありかへはじっちゃんが案内してくれるとの事。
やはりじっちゃん色々知っている様子で、他にも話していないことがたくさんありそうです。
全部教えてくれよ…と思わず思ってしましました。
そして、ブレイドの力を奪うというエルピス霊洞へ。
ここで少し私個人の話になりますが、私は水中海洋巨大物恐怖症(サメ、クジラ、沈没船等、海中の大きい物が無理)と若干の海洋恐怖症持ちです。
リベラリタス島嶼群の雲海の中も、実はびくびくしながら通っていました。
そんな人間であるため、エルピス霊洞の入口の口を開けた大きな魚に、恐怖で固まってしまいました。
こんなところ怖すぎて通れないよ!!と思いながらも、なんとか目を細めながら中へ。
このゲームの中で一番怖かったです。(実を言うとインヴィディアもちょっと怖い…)
霊洞の中を進んでいくうちに、持ち前の感受性の高さを発揮してか、プレイヤーである自分も息が苦しくなってきました。
息が詰まるような雰囲気と音楽もそれを加速させてきたのでしょう。
そして、霊洞の最奥でニアが覚醒します。
可愛いしかっこよすぎるしで最高です。
ニア「大好きだよ、レックス」
レックス「オレも大好きだ、ニア」
この会話、友情!って感じでとても好きです。
その後の戦闘シーンもみんなかっこよくて最高でした。
アデルとの会話を経て、第三の剣に触れるレックス。
どうやら何かを掴んだらしいです。
そしてホムヒカを救うためモルスの断崖へ。
「Counterattack」からの第三の剣&翠玉色の姿。
ホムヒカの間の姿をとても上手くこと表現していて感心しました。
声の出し方をそれぞれに合わせている声優さんも凄いです。
熱い戦いの結果、みんな雲海へ落ちてしまいます。
ストーリー以外の要素
ストーリー本編に関しては、前編ではここまでとさせていただきます。
ここからはストーリー以外で印象に残っている要素について話していきます。
・BGM
今筆者はXenoblade3をプレイ中なのですが、フィールドBGMの観点では2が一番だと思っています。
1,2,3どれも神曲揃いですが、思い出に残っている曲数の多さは2が圧倒的です。
フィールドBGM以外では、「在りし日のふたり」が一番好きです。
ゲームをクリアした後、その流れでタイトル画面で流れているのを聴いて、完全にほれ込みました。
心に響く美しい曲です。
・ブレイドガチャ
単純にめちゃくちゃ楽しかったです。
モブじゃない見た目の子が出ると、毎回どんなブレイドなのかわくわくしながら映像を観ていました。
声優さんも豪華で、声優に明るくない私ですら知っている方々が多数いて驚きました。
・店の権利書
店の商品を買い占めると権利書が貰えるシステム。
何を購入したか把握するのが大変でしたが、コンプ癖あるためなんやかんやで楽しかったです。
自然に国を何回も巡ることになり、全ての国を大好きになることが出来たのも良かったですね。
後編はこちら
タイトル画像出典