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UIデザイン独学者が「UX検定基礎」を受けてみた

この度、2024年3月16日開催の「第6回 UX基礎検定」に合格したので、その学びを発信したいと思います。



なぜ受験しようと思った?

UXの概念や調査手段に関してはなんとな〜く独学で書籍(UXデザインの教科書)を買って浅く広く学習はしていましたが、いまいちピントがボケている状態だったので理解を深めるために受験することにしました。


どうやって勉強した?

スケジュールと学習時間についてです。
受験日の約1ヶ月前から勉強を開始しました。1日あたり2時間程度を勉強時間に当てていました。
UX検定の参考図書は4冊あるので、一週間で1冊以上読むことを目標にしていました。

続いて、
具体的な学習方法についてです。
UX検定基礎の参考図書は4冊あり、出題範囲も広いので以下の方法で学習することにしました。

それぞれのステップを詳しく見て行きます。

① 出題範囲(シラバス)で学習目標・内容・重要ワードを確認する

UXインテリジェンス協会のHPからUX検定基礎の出題範囲が提示されているのでそちらをダウンロードします。

UXインテリジェンス協会より引用


学習範囲・内容・重要ワードを逐一チェックできるようにNotionで管理し、出題範囲に関して抜け漏れをなくすように「読んだか」・「学習目標を達成したか」をチェックボックスを埋めるようにして学習を進めました。

実際に使っていたNotionページ


②シラバスにでてくる該当箇所を意識しつつ、参考図書を読み進める

該当箇所を意識しつつ、参考図書を読み進めます。
「UX」や「HCD」など同じ単語が書籍を横断して出てきますが、書籍によって文脈や切り取り方が違うので意識して読み進めるのがおすすめです。

また、こちらのnote記事でも言及されているように、参考図書を読み進める順番としては以下の順番で読むのがスムーズかと思います。

1. アフターデジタル2 UXと自由
2. UXグロースモデル アフターデジタルを生き抜く実践方法論
3. 人間中心設計入門(HCDライブラリー第0巻)
4. ユーザビリティエンジニアリング: ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法


③複雑な図やモデルは実際に紙に書いてみる

ただ読み進めるという学習方法なので、

「なるほど、わかった!(ような気がする)」

という状態になることが多かったので、分かりづらいところや大事そうなところは一度紙に書いてみることを徹底していました。

字が汚すぎるのはご容赦!

実際に書いてみると細かいところまで図の意味がわかったり、「あれがここにつながってくるのか〜」と相関関係がわかって理解が深まるのでおすすめです。



実際に受けてみた感想

試験時間は100分。出題は選択式で100問という試験内容でした。
選択式ということもあり、かなーり時間が余るようになっていると感じました。
「あれ、こんなのやったっけ?」な問題も何問かあったものの、手応えありで試験を終えることができました。

そして結果は、、、、、見事合格でした🎊

悪くはないんじゃないでしょうか!(嬉)



まとめ

UX検定を通じて感じたこととしては、実際に受験してみると分かりますが、試験自体の難易度は高くないと思います。(難易度高くないと言うにしては、な点数だけど…)

そのため、学習時間がそこまで多くなくとも、もしかすると試験に合格できるかもしれません。

しかし、資格試験全般に言えることかもしれませんが、「合格すること」にはそこまで意味がなく、学習した内容に価値があると感じました。

振り返ってみると、UX検定に合格したことよりも、推奨図書を隅々まで理解しようと集中して学習できたことが、何よりも「受けて良かった〜」なポイントだったと思います。

それではまた!

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