見出し画像

木漏れ日


 斜陽射す 木漏れ日の下 鳴く鶯 /はじめ

 とある里山によく農業をしに行く。いつも10時ごろから作業を始める。お昼を仲間と食べ、小休憩をとる。夕方くらいに体力が尽き、遅めのお茶の時間にする。

 小さな丘の上に、栗の木がポツンと立っている。その木の下に座り、休憩する。耳を澄ませば、鶯たちの会話があっちこっちから聞こえる。何を話しているのだろうか。空を見ると、真上にあった太陽が落ちてきているのに気がついた。いつの間にか夕方になっていた。
 
 まだ夕焼けと呼ぶには早いが、薄っすらと橙色を感じる陽 その光が木の葉から漏れ落ち地面を照らす 鶯の鳴き声に耳を傾けながら黄昏す

木漏れ日

 斜陽が射す木漏れ日の下で鶯の音色を聴きながら黄昏す
贅沢すぎる こんな贅沢をしてしまったいいのだろうか 

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?