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2018ワールドカップロシア

わたし的にはロシアワールドカップはゴール数(64試合、169ゴール)も多く世間からも印象の大会と思われていると思います。
そんな中、わたしが大好きな乾貴士がいます。
私自身、高校サッカーが大好きで見ていましたが、野洲高校の試合は、ワクワクした思い出があります。

”夢”へのリベンジ、掴みかけた”新しい景色”

ブラジル大会後、監督に就任したハビエル・アギーレ氏が半年で契約を解除。

後任のヴァイッド・ハリルホジッチ氏のもと、初戦黒星スタートになり苦しみながらもワールドカップ出場権を獲得するも、開幕2ヶ月前に西野朗氏に監督交代。

6大会連続で”夢の舞台”への挑戦権を得たものの、これまでとは違った苦しみを抱きながら、4年前の雪辱を晴らす舞台へ挑むことになった。

グループステージ初戦の相手は、4年前、”夢”への挑戦に終止符を打ち”現実”を突き付けられた相手コロンビア代表。

開始早々に日本代表がPKを獲得、これを香川真司選手が決めて先制点を奪うと、その後に同点ゴールを許したものの、途中出場した本田圭佑選手のCKから大迫勇也選手が勝ち越しゴールを奪って2−1で勝利する。ワールドカップの歴史上、アジア勢が南米勢に初めて勝利したという歴史的な一勝を、4年前に悔しさを味わった選手たちが結果を出して奪ったことで、日本のボルテージは最高潮に達した。

その勢いは第2戦セネガル代表との試合にも引き継がれ、二度のリードを許す苦しい展開になりながらも、乾貴士選手と本田選手のゴールによって2−2に持ち込み勝ち点を伸ばすと、第3戦ポーランド代表との試合を0−1で落とすも、警告や退場数によるフェアプレーポイントによってグループステージ突破を果たす。

ベスト16の壁を越えて、”新しい景色”へー。

相手は当時FIFAランキング3位、グループステージも全勝で突破してきた優勝候補、ベルギー代表。

日本代表が圧倒的不利と目された一戦は、世界中が熱狂する試合となった。前半をスコアレスで折り返した後半開始早々、原口元気選手と乾選手が立て続けにゴールを奪い、日本代表が2−0とリードを奪う。

このまま行けば初のベスト8進出、そして更にその先へと、4年前に途絶えた”夢”が再び蘇った展開に日本中が熱狂したー。

しかし、”現実”はまたしても残酷だった。

立て続けに2点を奪われ、同点で迎えた後半アディショナルタイム、日本代表のCKが阻まれ、チャンスから一転ピンチに転ずると、そのままカウンターを決められ失点。

2−3と逆転勝利を許し、ロシアの地での挑戦は『ロストフの14秒』によって幕を下ろされた。

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