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最低賃金は最低賃金なのです

 最低賃金法の目的は次の通りです。
 「この法律は、賃金の低廉な労働者について、賃金の最低額を保障することにより、労働条件の改善を図り、もつて、労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資するとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする」

 つまり、最低賃金で労働者を雇用することは「その企業は社会に貢献していない」と言うこと。
 最低な生活水準しか送れない賃金で働くよう求める企業は改めてくださいと国は求めているのでしょう。

 しかし、今の日本の現状は「人件費はコスト」、「コストは下げろ」で評価されて成り上がったサラリーマン経営者が多い(特に経団連の役員さん方)。
 だから、最低賃金が上がるのを毛嫌いします。その結果が今の日本なのに。

 最低賃金で雇用することは「企業経営者の恥」。今度こそ改めましょう。

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