娘との時間〜in a car(親離れ子離れとは。)
車の中で、20歳になる娘とお喋り。
最近は、大学に、バイトに、彼氏と、家にいる時間も少なくなった。
塾のバイトでは、やる気のない小学生に腹が立つこと、飲食店のバイトではパートのおばさんにお菓子をもらったこと、次女も同じ場所でのバイトをしているので、姉妹で仲良しね~といわれること、彼氏とはマッチングアプリで出会ったけど、とても面白く優しい人に出会えたこと、むかつくとこもあるけど、怒るとすぐ謝り、次は直してくれるとこが好きだ!大学の勉強は◯◯が好きだ!などなど、次から次へと話題が出てくる。
母としては中身に興味はないのだけれど、よく喋るなぁと思う。
次女の話もした。先日彼氏と喧嘩して、わかれそうだと、泣きながら夜勤中の母にでんわをよこす。
友達より先に母に聴いて欲しかったと話す。
私が子供だった頃。親にこんなにも話しをしたことがあっただろうか。
いや。全然話さなかったな。自分の恋愛の話なんて特にしなかった。
長女に聞いてみる。
なんでそんなに、ママに教えてくれるの?話せるの?
長女の答え
1.受け入れてくれる
2.何言っても怒らない
3.助言をくれる
4.黙って聞いてくれる
かなぁー
だって。
彼氏と別れそうになった次女は、彼氏に返信するラインの内容まで確認してくる(笑)
自分で考えてくれー。
なんだけど、それだけ私を信用してくれてるあかしか。
これらを、親離れ子離れしてない親子ととるか?
より良い親子関係を築いている親子ととるか?
正直私にも正解はわからない。
ただ、無理矢理 [境界線] はつくらないように心がけているのは確か。
◯歳になったんだから、一人でやりなさい。一人で考えなさい。は、子供にとっては酷な話ではないか?
そう、自然に色んな環境や人に出会い、自分で考えて、選択、決定していく術を身に着けていくものではないかな。人間は。
いつまでも親を頼られては困るけど、子供達の意志を尊重しながら進めていくのが子育て。
子供達だってわかっているはず。
いつまでも親はいないことに。
いつまでも親を頼られては困るけど!は親の価値観。
子供を自分の持ち物のように、コントロールするのも親の価値観。
それを無理矢理子供に押し付けるのは、勝手すぎる。
子供の意志を無視していることに気付きながら子育てはしなければならない。
これがなかなか難しい。
子供は自分とは別の人格
であることに気づかないといけない。
そのためには、親が自分は自分であることに気づかないといけない。自分の価値観を充分に理解していないといけない。
こんなことを言っている私も、親の価値観を押し付けられて、さみしい思いもしてきたし、子ども達がもっと幼かった頃は、私の価値観を押し付けてきたと思う。
子ども達にはいつも、家族がいつも味方でいること、あなた達の無事な帰りをまっていることだけは伝えてきた。
そして、親がキラキラ✨イキイキして、自分の人生を謳歌している姿を、背中を、見せることが1番の子育てと言えるんじゃないか?
そう思う今日この頃。
なつき