BTS知らない彼氏をB★VERSEに連れて行った話
2024年1月16日
ベルサール羽田で開催されていたBTSの展示会
「B★VERSE」に行ってきた。
私はダイナマイトあたりからBTSにハマり始め、permission to danceあたりでズブズブになったバンタンオタク。
今までも2次元やら2.5次元やらアイドルやらいろんなオタクを通ってきたもうオタク以外の生き方を知らないオタクである。
そんな生粋のオタクであるが、人生何が起こるかわからない。
ありがたいことに彼氏に恵まれた。
私のオタ活にも理解を示してくれるとんでもなくできた人で、会うたび奇跡に感謝するレベルだ。
さて、今回羽田空港で開催された「B★VERSE」
VRが素晴らしいと聞いて是非とも行きたいと思っていた。
そしてそのタイミングで沖縄旅行の計画が上がった。
彼の転職が決まり有休消化で束の間の冬休みができたからだ。
沖縄へは飛行機を使うことになる。
羽田行けるじゃん!!!!!
これはチャンスだ。
羽田空港を使うこの絶好の機会を逃したくない。
しかし、彼氏はBTSを知らない。
そういえばdynamiteってよくかかってたけどBTSだっけ?くらいの認識だ。
そんな状態の彼氏をチケットが5千円くらいする多分女子だらけになるであろうアイドルの展示会に誘っていいものか。非常に悩んだ。
しかし行きたい。行かないと多分後悔する。
行けばよかったと絶対後から言う。
そんなモヤモヤをずっと引きずるなんて嫌だ。
そう思って、思い切って彼氏に頼んでみることにした。
結果、、、快諾してくれた!!
むしろVR体験したことないから楽しみとまで言ってくれた。
オタク嬉しすぎる。
「とりあえずどの曲聴いておいたらいい?」
とまで言ってくれて前のめりに曲を紹介した。
思い切って頼んでみて良かった。
彼氏の方も彼氏の方で趣味全開の沖縄で行きたいところがあると言うことでそっちも一緒に行くことにした。
お互いの趣味を曝け出して知らなかった世界を覗いてみる。
世界がぐんと広がった気がして、また出会えたことに感謝する。
朝イチの回を見て、その後飛行機に乗って沖縄に移動することに決めてワクワクしながら出発の日を待った。
そして迎えた当日。
まさかの事態がおきる。
新幹線に乗り遅れたのだ。
私たちは2人とも朝が弱い。が、弱いとはいえこんな時ぐらいは起きられるだろう、間に合うだろうと思っていた。
しっかり間に合わなかった。
これはどうしたものか。
焦りに焦ったものの調べてみると次の新幹線に乗れば9:58に羽田に着く。
展示会は10:00からだが、VRは10分後くらいから始まるようだ。
行ける。まだ行ける。希望が見えた。
新幹線に乗りながら乗り換えの確認と駅に着いてからの導線を確認。荷物を預ける暇はないので仕方ないからそのまま入ることにした。
新幹線が無事定刻通りに到着し、乗り換えの電車も定刻通り。
さてここからだ。
羽田空港に到着するや否や会場案内の看板に従い脇目も振らずに一直線に進んだ。
彼氏とは30cmくらい身長差があるのでいつもは私が追いかける側だが、この時ばかりは私の方が早かった。
そして会場に着く頃には10時を少し過ぎていたが、とりあえず受付に飛び込んだ。
もうVRの本編が始まるギリギリだったのでとにかく急いで入るように言われ、目についた空いた席に座った。後ろの彼氏の方は振り返らなかった。
ごめん。
ヘッドセットをつけてすぐにVR上映が始まった。
聞いていた以上に目の前にBTSがいた。
聞いていたより踏まれた。
思っていた以上の興奮で開いた口が塞がらなかった。
こんな角度で推しがみれることなんてない。
来てよかったと心底思った。
あっという間にVRが終わり、余韻の中ヘッドセットをとりしばらく呆然とした。
一息ついて周りを見渡すと彼氏はすぐに見つかった。
周りは当然女子だらけ。
その中ポツンと高身長男子が見えた。
いかんせん高身長男子はあの場では目立ちすぎる。
女子だらけの現場で少し戸惑っているようだったけど、合流してホッとしたようだ。
感想を聞いてみるとずいぶん気に入ったらしい。
思わず「おぉ〜」と声が出たらしくVRにいたく感心していた。
パフォーマンスをこんなに近くで、しかも踏まれるぐらいの角度で見ることなんてそうそう無い。
BTS初めましての機会をB★VERSEにしてよかった。
butterのパフォーマンスが気に入ったようであれが一番かっこよかったと言っていた。
男子にも刺さるbutterのパフォーマンスは流石だ。
彼は音楽の素養もあるのでyet to comeはコード進行が面白いと言って気に入ったようだった。
その後もyet to comeがかかると「おっ?」っと反応するようになった。
私とはまた違う角度からも楽しんでくれたようで嬉しかった。
その後は各メンバーの展示室をこのメンバーはあぁでこうでと説明しながら回った。
事前にメンバーの名前を予習してきていたのでこれが誰というのを改めて一致させながら進んだ。
やはり髪型や衣装が変わると難しいらしい。
ジンくんが最年長だと紹介したら驚いていた。
全員年下か同じくらいかと思っていたらしい。
みんな肌が綺麗でかっこいいと感心していたのも可愛かった。
ユンギの部屋ではユンギペンの私がパネルを穴が開くぐらい見てるのを見守っていた。
長くてごめん。
回りながらちょこちょこ挟む私のBTS豆知識にいちいち驚いてくれるのが面白い。オタク嬉しい。
最後出口のところでメンバーのパネルが並ぶフォトスポットが用意されていた。
親切な人が写真を撮ってくれたので2ショットを撮ることができた。
好きな人たちに囲まれて大変ご満悦な顔をした私が写っていた。
沖縄に行く前からたっぷり幸せに浸って、これから沖縄が待っていると思うとワクワクしか無い一日だった。
沖縄のこともまたゆっくりまとめようと思う。
これでBTSメンバーを全員覚えたと鼻高々な彼氏であったが、ジョングクだけはなぜか何回教えてもジョンクックになってしまう。
可愛いからいいや。
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