ヒラシロ遺跡
浜松市天竜区熊(くんま)芝地区
小さな小さな道の駅「くんま水車の里」からまだまだ。車で15分くらい登っていきます。道は車同士がそのままではすれ違えない。譲り合わなければ進めません。着いたところはその熊(くんま)の芝地区。道案内はGoogleMap。道案内さんが目的地到着を教えてくれたら、そこには6~7人のおばさんたちが東屋で車座になってお話をしている。なにかイベントでもあるのかと聞いてみたら、移動販売車が来るからそれを皆で待っているところと言うことです。
スーパーの移動販売車はスピーカーで音楽を大音量で流しながらやってきました。大きくはないトラックですが、日常生活に必要なもの生鮮食品などを満載している様子。この車は週に二回来るようです。これが来る前は片道1時間ほど掛かっての買い物しか方法が無かったとの事。ご多分にもれず若い人がどんどん減っているとの事です。
標高545m。茶畑が少しの面積を占めている。すぐ上には浜北地方では初めての製茶工場も建っている。八王神社のお社も大きな鳥居を構えて鎮座している。それでもやはり過疎化は止まらない。拓けた南面の先にはすぐ山が迫っている。山深い所です。山は現在は殆どが針葉樹。4000年、5000年前には広葉樹の林が繁っていたのでしょうね。
ヒラシロ遺跡は復元竪穴住居をもって小さな広場に見付かりました。その広場では10人くらいの園児がマイクロバスで遠足に来ていました。遺跡はこうして神社の広場と共に地域の人達の大切な交流の場、憩いの場でもあるようです。
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