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宝探しをしよう

Geocachingって知ってる?ジオキャッシングって読むんだけど、2000年から始まった地球規模の宝探しゲームだ。VRとかARとかじゃなく、誰かが隠したマジもののお宝(というか、記録用紙だけど)を専用の地図を見て、歩いて、探す。

黄色いニコニコは見つけたお宝、青いベソカキは見つけられなかったお宝、緑の宝箱のアイコンはまだ見つけていないお宝の位置を示す。


基本的にGPSに示された場所にお宝、ジオキャッシング用語でいう「キャッシュ」があるはず。「埋めない」、「立ち入り禁止の場所には隠さない」、「公の場所に隠す」というお約束があるので、探す場所は限られる。だけど、隠す人は、趣向を凝らして見つけづらく、でも、意地悪じゃない方法で、お宝(キャッシュ)を隠している。ガードレールの裏側にマグネットでくっつけてあったり、錆びたミラーのポールに巻き付けてあったり…。

こんな風にわかりづらく、でも目に付くとこれとわかる形で隠されていることが多い。

今日も一つチャレンジしたけれど、見つけられなかった…。
参加方法はかんたん。専用アプリをダウンロードして、ユーザー登録し、探し始めればいい。お宝は世界中にある。そう思うとワクワクするんだよ。
そして、20個発見出来たら、今度は隠す人にもなれる。自分が隠したキャッシュを誰かが楽しみながら探すと思うと、それもまた楽しい。
もちろん、無料。
ルールとして、探しに行って、見つけたら発見したことをアプリ上で報告。見つけられなかったら、それも報告。報告のログは、アプリ上で公開されていて、他の人の報告も見ることができ、それがヒントになっていたりする。
あと、お宝をキャッシュと呼ぶんだけど、サイズによって「マイクロ」、「スモール」「レギュラー」などがあって、中にはログブックと呼ばれる記録用紙が入っている。見つけたら、そこに見つけた日付とユーザーIDと隠した人へのお礼「TFTC」と書くのがお約束になっている。また、中にログブック以外のリアルなお宝が入っている場合は、それに相当するものと交換することで持ち帰ることができる。

記録用紙のことをログブックという。


人が多い場所に隠されていると、周りの人の目を気にしながら探すことになるんだけど、これもなかなか楽しい。ちなみに、ジオキャッシング専門用語で、ジオキャッシングしている人を「ジオキャッシャー」とか「GCer」と呼び、ジオキャッシャーじゃない人のことをハリーポッターにちなんで「マグル」と呼ぶ。背徳感とか、スパイ的なスリルとか、そんな気分も味わえたり味わえなかったりするよね。
会社や学校の帰り道、散歩のついでに…始めると止まらない。気が付くと10キロ以上歩いていることもある。健康とワクワクと新しい発見もあるジオキャッシング。おすすめだ。

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