Note to Self 2020/07/01
こんにちは。
読みにきてくださってありがとうございます。
我が家は、2019年10月より、
市内国立大学の留学生のホームビジットの
ホストファミリーをしています。
2020年7月1日、
アメリカ(ハワイ)出身の留学生が、
初めて日本語でLINEを送ってくれました。
2019年9月に来日、
10月からホストファミリーになり、
約9ヵ月が経ちました。
これまでのLINEのやりとりは全て英語、
会話の中での日本語は1割ほどで
ほぼ英語中心でした。
昨年は日本語を全く理解できていなくて、
今年になって聞くことだけなら少しずつ
理解してくれるようになりました。
そんな彼からの
日本語のメッセージは嬉しかったです。
実は…ホストファミリーになった当初、日本語がわからない彼に疑問がありました。 (日本でどうやって生活してるの?)
留学生には、チューター(tutor)が
個別に付いています。
チューターとは…
海外から日本国内の大学に留学してきた学生にとって
授業内容以上に戸惑うのが日常生活で、
その留学生の個別相談員や助言者となる学生
です。
具体的には、大学施設の利用方法、
行政手続きのための市役所同行、
日常的買い物のほか、
日本語の会話力向上のパートナーといった
役割をしています。
なので、日本語を全く話せない留学生も
チューターがいるので、
困らないように配慮されています。
きっと彼も、
良いチューターに出会えたのだと思います。
私は、
日本国で話すべきか、
英語で話すべきか、
迷い続けていました。
留学生の日本語習得を考えるなら
当然前者であるべきです。
しかし、
私は英語での会話を良しとしてきました。
私は遠慮があったのかもしれません。
「あなたの日本語習得のために
日本語で話すね。」
と言えなかったのです。
彼の日本語習得を遅らせているようで
申し訳なく思うこともありました。
そして、今期の留学生に関しては、
新型コロナウイルスの影響で、
自粛生活をする期間があったり、
今期いっぱいはオンラインでの授業になったり…
と、
日本語に触れる機会が減ったのではないかと
思います。
本来であれば大学に行き、
授業はもちろんのこと、
授業以外で、日常生活で使う日本語を学べるはずだったのだと思います。
彼の残りの留学期間は、
私は最初は日本語で話す、
わからないようなら英語で話す、
まずは日本語で1度話してみる、
と決めています。
(決めたばかりです…)
彼が日本語を使ってLINEを送ってくれたことは本当に嬉しかったです。
正しくはないけど、
そんなことはどうでもいい。
私の英語だって文法はめちゃくちゃ。
単語の羅列で何とかなっています。
ホームビジットプログラムの、
ホストファミリーであることを考え、
ホストファミリーの役割を考え、
家族なのかゲストなのかを考え…
在るべき姿の答えを望んだこともありました。
ですが…
今は新米ホストファミリーということで、
言語よりウェルカムの気持ちを
一番大事にしています。
言語より、まず、
相手が何を言いたいのか
想像して推理して、
理解を深めたいと思います。
双方がチャレンジする気持ち、
双方が楽しく過ごそうとする気持ちを
大事にしています。
ホストマザーとして、
迷いながら失敗しながら経験を積んで、
自分なりの
ホストファミリーとしての在るべき姿
を探したいと思います。
読んでいただき、ありがとうございました。