Note to Self 2020/7/27
こんにちは。
読みにきてくださってありがとうございます。
我が家は、2019年10月より、
市内国立大学の留学生のホームビジットの
ホストファミリーをしています。
2020年7月27日、
ハワイ出身の留学生と
そば打ち体験をしてきました。
留学生が楽しみにしてくれていたそば打ち、
粉を混ぜたり、
生地を伸ばしたり、
切ったり…
そば打ちを体験した後は、
打ちたてのお蕎麦をその場で茹でてもらい、
『盛り蕎麦』で楽しみました。
香り高くコシのある白神そばの
風味とのどごしを味わいました。
帰りの車の中での会話で…
印象的だった発言がありました。
「他の留学生は、日本語を勉強してから留学するのに、僕は全く話せずに日本に来た。だから…受け入れてくれて嬉しい。」
我が家は、受け入れの際に、
条件は一切出しませんでした。
大学での審査に通ったならそれだけでいい、
国籍も選ぶつもりは無いし、
言語レベルも関係ない。
私は、日本語を、
日本に来てから学べばいいと思っています。
私がそうでした。
全く英語が話せない状態で渡米し、
滞在中にESLに通いながら、生活しながら、
英語を学びました。
アメリカで生活するしかないから、
息子を育てなければいけないから、
毎晩子どもを寝かしつけてから
英語を勉強しました。
マイアミ(フロリダ州)は
公用語が英語とスペイン語だったので、
当時はスペイン語も少しは勉強しました。
そして、
理解してくれる現地の人も必ずいる。
マイアミには、
いろんな人種、国籍の人たちがいました。
なので、皆が最初から英語を話せた訳ではなくて…
移住して、
そのために必要な英語を学びます。
私のように
絶対に英語が母国語でない容姿の者が
本当に英語を話せなかったら、
周りの人たちは、
私が伝えることを止めない限り
理解しようとしてくれます。
(クラスで、挙手して自分の意見を伝えなければ、その瞬間より授業から外されます。座っているだけの置物のように扱われます。学ぶ意思を伝えなければいけませんでした。)
皆が大変だった言語習得を経験しているので、同じ状況を理解してくれます。
周りが理解する努力をしてくれるのです。
私がそうだったように、
留学生も今苦労をしています。
それで十分です。
留学する資格に、滞在先の言語が完璧に話せることはない、留学しながら習得すればよいと、私は思います。
だから…
彼は堂々と留学生活を送ればいいと思います。
日本語を話せないことに、
『遠慮』や『申し訳なさ』
のようなものは必要ないと思うのです。
彼の発言に、
感謝や喜びだけではなくて
他の感情があるようで気になりました。
留学しようと決心したことが素晴らしい、
実際に留学していることが素晴らしい、
なので、
せっかく留学したいと思った国の
公用語が話せないという理由だけで
留学を諦めてほしくないと思います。
彼が日本に留学に来てくれただけで、私は彼の勇気や行動力を尊敬します。
本来なら夏休みに入っているはずなのですが、
今年は新型コロナウイルスの影響で休校期間があったせいか…
その日も小学校登校日だった息子には、
自宅でそば当て体験をしました。
本物のそばと偽物のそばを用意したのですが…
「これはモンブランだ‼️」
と、秒で見破られてしまいました。
読んでいただき、ありがとうございました。