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彼女はいつまでもロック・プリンセス

小さな頃から、というかおそらく母のお腹の中でも胎教のように洋楽を聴いてきた私。

沢山のジャンルの音楽を聴いてきたし、
好きなアーティストやバンド、グループも多いです。

そんな私が、今から20年ほど前に
「この子すごくない!?」
ってなるほど衝撃を受けた少女がいました。

少女はやがて大ヒットを飛ばし、
世界中でもその名は知れ渡り。

やがて ロック・プリンセス となり、今もその歌唱力とパワーは健在です。

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その彼女とは。

以前こんな記事を書いたのを覚えていらっしゃるでしょうか。

この記事では ペール・ウェーヴスと、
アヴリル・ラヴィーンの紹介をしました。

そして、今日の一曲は。じゃーん。

Avril Lavigne | アヴリル・ラヴィーン/ Head Above Water

です☆
(アヴリルについては過去のこの記事でも取り上げました)

まずアヴリル・ラヴィーンについて。

世界トータルセールス4000万枚、最強無敵のロック・プリンセス。
カナダ出身のアヴリル・ラヴィーン。

2002年、17歳で発表したデビュー・アルバム『レット・ゴー』からのファースト・シングル「コンプリケイテッド」はリリースされるやいなや世界中で大ヒット。
さらに「スケーター・ボーイ」等のヒットがうまれ、アルバムは世界的大ヒットを記録しました。

 今回紹介するのは、アブリル・ラヴィーンの「Head Above Water」(ヘッド・アバーヴ・ウォーター)という曲です。

アヴリル・ラヴィーンは2018年に5年ぶりとなる最新アルバムからのファースト・シングル「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」のミュージック・ビデオを、
本人の34回目の誕生日にバースデー公開しました。

2014年のワールドツアー中に発症したライム病と、ここ数年にわたり闘ってきたことをファン宛てのオープン・レターで先日告白したアヴリル。

この曲は、死をも覚悟したと語る、
その壮絶な闘病の中で書き綴ったもの
です。
生きるために闘う勇気と希望を聴く人すべてに与えてくれる、パワフルで感情を揺さぶるような楽曲だといえるでしょう。

またこの曲は、6年振りにリリースするアルバム「Head Above Water」の先行シングルとして発売されたアルバム同名曲となりました。

今までのアヴリルとはまた違う次元ともいうべきか。
とても壮大なバラードソングになっています。
この曲は、彼女がライム病という病気を患う中で体験したことが基になり、作られた曲となっています。

ライム病とは
マダニに噛まれることによって発症する感染症の一種で、頭痛や強い倦怠感、筋肉痛などインフルエンザと似た症状があります。アメリカでは30万人以上が発症しているといわれています。日本でも少ないですが、数百人の患者がいることが国立感染研究所によって報告されています。 

闘病生活の中で、彼女は自分はもうすぐ死ぬじゃないかと思ったそうです。
そしてそのとき自分の死を覚悟したと語っており、それときはまるで、溺れているようだったと言っています。

この曲/ミュージック・ビデオの中では、
踏みしめている地面と海、水中が出てきます。
水中とはあの世を意味しているのかもしれません、
だからこそ、どうにか私を這い上がらせてとアヴリルは神に祈っています。
今はなんとか海に浮かんでいる状態、だから私を溺れさせないで、お願いだからと歌っています。

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☆一部歌詞、和訳☆

 I've gotta keep the calm before the storm
台風の前はいつも穏やかだわ

don’t want less, I don't want more
これ以上 少なくも、多くも求めない 

Must bar the windows and the doors
この窓も扉も全て閉ざさなきゃ

To keep me safe, to keep me warm
安全に、そして暖かく、自分の身を守るの

Yeah, my life is what I'm fighting for
そう私にとって生きることは闘うこと

Can’t part the sea, can't reach the shore
海も切り裂けないし、岸にも届かない、

And my voice becomes the driving force
私の声が原動力となるわ 

I won't let this pull me overboard
船の外に引きずり出されて溺れるなんてイヤ


God, keep my head above water
神よ、どうか私を浮いたままにしてください

Don't let me drown, it gets harder
溺れさせないで、
だんだん苦しくなっているの

I'll meet you there, at the altar
あなたと祭壇の前で落ち合う

As I fall down to my knees
私は膝まづいて祈ります

Don't let me drown, drown, drown
どうか私を溺れさせないで 、と


So pull me up from down below
私を海底から引きずりあげて

Cause I'm underneath the undertow
私は引き波の底に居るから 

Come dry me off and hold me close
私の涙で濡れた顔も、ずぶ濡れた身体も、
優しく拭いて、
どうか強く抱きしめてほしい

I need you now, I need you most
あなたが本当に必要だから

God, keep my head above water
神よ、どうかお願い 私を浮いたままにして

Don't let me drown, it gets harder
溺れさせないで、もう辛くなってきているの

I'll meet you there, at the altar
あなたと祭壇の前で落ち合う

As I fall down to my knees
私は膝まづいて祈ります

Don't let me drown, drown, drown
私を溺れさせないで

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Spotify

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最後までお読み/お聞き逃しくださり、ありがとうございます。

いかかでしたか?

今、病で闘病中の方も そうでない方も

きっと力をもらえる曲なのではないかな、と思います。

それでは。

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