香りにまつわるエトセトラ
こんにちは。ほしまるです。
香水
という曲が大ヒットの瑛人さん。
年末の紅白歌合戦の出場、そしてレコ大のノミネートが決まりましたね。
今では有名になったサビに出てくる
ドルチェ&ガッバーナ
の香水。私自身は身につけたことはないですし、店頭などのテスターで香りを嗅いだこともないのですが。
香水に限らず、人のまとう香りというものは、少なからず人の記憶に残るものなのだな
ということを改めて実感しました。
今日は、そんな
香り
について私なりに書いていきたいと思います。
私自身、若い頃から香水、アロマなど香るものが大好きです。
それ以前は、恐らく皆さんも小さい頃から経験おありかと思いますが、
香り付きの文房具とか
香り付きの制汗剤とか
香り付きのシャンプー、ボディーソープ、整髪料とか...
やっぱり自身で この香りが好み、とか、この香りは苦手とか...そういう要素も選ぶ基準になっていたような気がします。
アロマに関して興味を持ち始めたは確か大学の頃くらいからだったかと思いますが、アロマそのものよりも前に天然由来とか自然由来の香りを身近に触れたのは、
ポプリ、サシェ
だったかと思います。
元々、母が生け花、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー
などなど花にまつわる習い事、趣味を長く続けていたため、小さい頃から家には常に季節の花や、ドライフラワーが飾ってありました。
そんな中、確か小学生の頃だったかと思いますが、
少女漫画の付録のおまけでポプリ
がついてきたことがあったのです。
僅かにその時の付録のポプリの香りは記憶にも残っていますが、ラベンダーとか、色んな花や草がブレンドされていて。幼いながらも惹かれて、以来時々、母と作ったりしていました。
こんな風に書いている割には、私自身は花にまつわる習い事をしたことはなく(^-^;
というのは、私自身、不器用というのもありますが、
習い事とはいえ、資格試験やイベント等の前に仕事の合間をぬってレッスン、そして一生懸命家でも練習している母の姿を幼い頃からずっと見ていて、すごいなって思うと同時に私にはできない世界だな、と思ったのも大きな理由です。
アロマに関しても、私の身近や知人でも資格取得して趣味や仕事に生かしたりしている人も沢山いますが
結局、花に関しても、アロマやハーブに関しても、そして香水調合に関しても、私自身は自らで勉強したことはなく。あくまでも好みの香りのことを調べたり、といった程度のド素人です。
ですが、こと 香り、ということに関してはかなりこだわり?というか興味、関心は強い方だと思います。
香水も一時期は、メンズも含めてかなりの数(ミニサイズではなく普通のボトル)を所有して、その日の気分で使い分けていたほど。
そんな私が一番初めて買った香水。
それは
ランコムのトレゾァ
でした。
大学生当時、既にかなり人気の香水でしたが
ローズ、ピーチ、アプリコットというフルーティーフローラルな組み合わせのトップノートから ミドル、ラストにかけて甘く、落ち着いた香りになっていく過程を楽しめる香り。
ボトルデザインも特徴的で、ピラミッドを逆さにした形ながらも、段差に丸みというか柔らかさもあり、ダイヤモンドのようなキャップとの組み合わせも当時はとても憧れでした。
買ったのは、卒業旅行で行ったパリにて。
パリのランコムで、日本語で対応してくるフランス人店員にげんなりしながらも(笑。ランコムに限ったことではありませんでしたが...)さんざんそれまで日本でもテスターで試したけれど、香りを改めてテスターで試した時の新鮮な気持ちは今でもハッキリと覚えています。
なんというか、日本でテスターで試した時とはまた違うように感じて。より好みの香りに思えました。
サイズ違いで買って、とても満足したのをよく覚えています。
今でもよく電車や、施設、建物内でトレゾァを身にまとった人が近くにいたり、通りすぎると懐かしい気持ちになりますが。
あれほど大好きな香りだったのに、ある時から急にそこまで好みではなくなってしまい、コレクションからはなくなりました。
今思い返してみても、大学生~新卒で入社した会社 (※夫と出会うきっかけになった職場。その頃の付き合うまでの話はこちらにあります↓)
結婚するまでの社会人時代が、身につける洋服やアクセサリーも、鞄も靴も華やかなものだったな、と思います。そのことに関してはまたの機会に書く予定でいます。
話が少し反れましたが。
要は、私自身に本当に似合っているかどうかに関わらず
ブランドものだったり、華やかなもの
を身につけていたり、身にまとっていたような気がします。
決してバブリーだったわけではありません。というのもバブルは既に崩壊していた頃なんですけれどね。
結婚して、夫の海外転勤に伴って駐在員の妻としての生活を数年送り、その後帰国して働きながら大学へ編入、大学院へ行ったり、心身共にぼろぼろになって休学→中退した後に、以前続けて習っていた舞踊を再開したりパートを転々と模索していく過程で、自分自身がほっとできる香りを以前以上に求めていました。
アロマ、ハーブ由来基礎化粧品を使ったり。
人工的ではあっても、身にまとうことでほっとする、リラックスする香水をまとったり。
そういう意味ではまさに香りは私にとって、ある意味まさにセラピーであり、癒しなのかもしれません。
大学院を中退して、一番精神的に不安定な時期、自分自身を模索していた時期は、元々持っていたものも含めるとかなりの数の香水を所有していました。
今は、というと好みも当時に比べるとかなり限られてきました。
それと、昔とは違って、ある時期からは
ソリッドパフューム(練り香水)
を愛用するようになったのも大きいかもしれません。
ソリッドパフューム、練り香水の場合本当に仄かに香る、という感じですし、香りの持続性も長くはありません。
そんな私が特にこの十年くらい特に好んで使っている練り香水、香水の香りは大まかに挙げると
・紅茶、緑茶(グリーンティー)系
・シトラス系
・ジャスミン
の香りです。
ここ最近、紅茶、グリーンティー系の香りもまた人気あるようですね。
私自身、一番初めて買った紅茶系の香水は
ジェニファー・ロペスのスティル
グリーンティー系の香水は
エリザベスアーデンのグリーンティー
でした。
元々、大学生時代に、子供の頃から憧れだったイギリスに短期留学
して以来、紅茶好きは更に増しました。
飲むことも勿論大好きなのですが
紅茶の香りというのが本当に大好きなのです。
紅茶、グリーンティー系の香りも一年中楽しめる香りですが、個人的には、紅茶系の場合
秋~冬、冬の終わり
くらいが特に一番頻度は高くなってるかもです。
先にも書きましたが、やはり深く残っている記憶があり、その記憶とリンクするからでしょうか。
私の場合、イギリスに短期留学した時期が冬~冬の終わりだったため、美味しい紅茶を飲んだり、好きな紅茶の香りを身にまとい ふと思いを馳せると たとえ二十数年前といってもその頃の記憶とか、風景、目にしたものや口にしたもの、聞こえてきたものの記憶を懐かしむことができるのです。
イギリスは幼い頃から憧れだった国というのもありますが、洋楽でも英国ロック、ポップスをより好むこともあったり。未だに大好きな国です。
長くなりましたが。
皆さんにとっても、好きな香り、癒される香り、愛用している香り等おありかと思います。
これから冬本番、来年もどのくらいまで日本も、世界各国もこんな状況が続くのかわかりませんが。
疲れたり、リラックスしたいときに、大好きな香りに包まれて穏やかに過ごせますように。
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