前回、エクスプレッションの「loopOut」の使い方について少し書かせていただきましたが、今回はその応用について書こうと思います。 Ex. アニメーションを継続させる 2秒でスケール80%から100%になるアニメーションがあるとします。 今のスピードのままで2秒で止まるのではなく、ずっとスケールアップしつづける動きにしたいといった場合、コンポジションのデュレーションが5秒なので、単純に5秒のところに130%のキーフレームを打ってもよいのですが、それだとコンポジションのデュ
文系である私のプログラミング言語知識は皆無です。 今回は、そんな私でも唯一使用しているエクスプレッションをご紹介したいと思います。それがこちら。 loopOut(type = "cycle", numKeyframes = 0) このエクスプレッションはキーフレームを簡単にループさせることができます。 このエクスプレッションを知るまでは、キーフレームを必要な尺だけコピペしてました。例えばボールが跳ねるアニメーションだと、こんな感じ。 こういったキーフレームの数が少ない場
映像制作をしていて、修正作業はつきもの。 すごく良いものができた!と自信満々にクライアントに見せると、 かなりのボリュームの修正指示がきた…なんて事、度々あります。 それが結構作り込んだ映像であれば、 修正作業にとんでもなく時間がかかってしまいます。 少しでも修正作業を楽にするにはどうしたら良いか…? ということで、今回は画像の差替を例に、制作時に一手間加えて、修正に対する作業効率を少しでも良くする方法を1つご紹介したいと思います。 Ex. 複数の画像を同じ速度でスケー
先日、代理店からある映像の改訂作業を依頼された時のこと。 他のディレクターが制作した案件のため、制作データを一式引き継いだのですが、 開いてみると…びっくりするくらい訳がわからないフォルダ構成! 素材の種類毎にまとまってるわけでもなく、 第一階層に素材と一緒にAeやPrのプロジェクトデータが入り交じり 「名称未設定フォルダ」「○○○のコピー」「〇〇○のコピー2」…といった何がどのデータかがサッパリわからない状態で、作業開始前にゲンナリしてしまいました。実際にこれを制作したデ