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スキャンダル追及から脱却?予算委員会が「本物の予算論議の場」になる

衆議院の予算委員会は、今日から3日間の省庁別審査に入りました。5日は内閣府、防衛省、総務省などの予算が対象になります。

予算委員会なんだから、これまでも予算審査をしていたんじゃないの?

このように思われる方もおられると思いますが、これまで予算委員会では個別の予算項目が問題になる審査されることはほとんどありませんでした。

例外は予算委員会の最終盤に行われる分科会です。

省庁別に設置される分科会は、委員と大臣の一対一の形式(スポーツで言えば無観客試合のような形式)で行われ、地元の陳情など扱われる場になってきました。

分科会も各省予算全般を議論する場とは言えません。

これまで予算委員会で各省の予算そのものが審議されてこなかった理由は何か、今回、こうした改革が行われた背景に何があるのかを解説します。

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